特許
J-GLOBAL ID:200903027033646969

光源装置および投影型液晶画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-130850
公開番号(公開出願番号):特開平5-323237
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】ランダムな偏光状態の光を放射する白色光源の光を極めて効率良く、直線偏光に変換して放射できる新規な光源装置および、この光源装置を用いることにより明るい表示画像を実現できる投影型液晶画像表示装置を提供する。【構成】ランダムな偏光状態の光を放射する白色光源111からの光を、第1の偏光分離素子121によりS偏光成分とP偏光成分とに分離し、分離されたP偏光成分を第2の偏光分離素子122を介して分光手段123aに入射させてスペクトル分光し、結像光学系124によりスペクトル結像させ、スペクトル結像位置に反射面を有する反射型1/2波長板125の位相板125bにより、反射光の偏光方向を、波長に拘らず入射光の偏光方向から90度旋回させ、反射光を結像光学系124側へ戻し、さらに第2の偏光分離素子122に戻して、第1の偏光分離手段121により分離されたS偏光成分S1と同方向的に合流する光束S2として射出させる。
請求項(抜粋):
直線偏光した光束を放射する光源装置であって、ランダムな偏光状態の光を放射する白色光源と、この白色光源からの光をS偏光成分とP偏光成分とに分離する第1の偏光分離素子と、第1の偏光分離素子により分離されたP(もしくはS)偏光成分をスペクトル分光する分光手段と、第1の偏光分離手段と分光手段との間に配備される第2の偏光分離手段と、第2の偏光分離手段を通過したP(もしくはS)偏光成分を結像させる結像光学系と、この結像光学系によるスペクトル結像位置に反射面を有し、反射光の偏光方向を、波長に拘らず、入射光の偏光方向から90度旋回させる位相板を上記反射面側に有する、反射型1/2波長板とを有し、この反射型1/2波長板は反射光を上記結像光学系側へ戻すように設けられ、上記結像光学系と分離手段とを介して第2の偏光分離手段に戻る光束を、上記第1の偏光分離手段により分離されたS(もしくはP)偏光成分と同方向的に合流させるように、上記第2の偏光分離手段の配備態位を定めたことを特徴とする光源装置。
IPC (2件):
G02B 27/28 ,  G03B 33/12

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