特許
J-GLOBAL ID:200903027036969360

冷却空気配流装置を備えたタービン翼組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-536957
公開番号(公開出願番号):特表2002-506947
出願日: 1999年03月08日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】羽根部(3)、根元部及び冷却空気プレナム管(10)を有するタービン翼組立体(2)。翼の根元部及び羽根部に形成した冷却空気流路(15)は、根元部の底部に形成した第1及び第2の入口(70)及び出口(72)を有する。プレナム管は、冷却空気の流れ(60)を受ける第1の供給ポート(25)を形成した開いた前端部を有する。管の上部にある開口は、第1の排出ポート(26)、第2の排出ポート(30)及び第2の供給ポート(28)を構成する。管の開いた後端部(31)は第3の排出ポートを形成する。プレナム管内のバッフル組立体(11)は、第1(40)、第2(42)及び第3(44)のチェンバと、第1(46)及び第2(48)の通路を形成する。第1のチェンバは、第1の供給ポートからの冷却空気の第1の部分(62)を第1の排出ポートから冷却空気流路の第1の入口へ流入させる。第1のチェンバは、冷却空気の第2の部分(64)を第1の通路を介して第3のチェンバへ流入させる。冷却空気の第2の部分は、第3のチェンバから第2の排出ポートを経て冷却空気流路の第2の入口へ流入する。第2のチェンバは、冷却空気流路の出口から第2の供給ポートを介して冷却空気(66)を受け、それを第2の通路へ流入させる。第2の通路はその後、その冷却空気を第3の排出ポートへ送るが、このポートはその空気をタービン翼から放出し、好ましくは冷却空気システムへ戻す。
請求項(抜粋):
タービン翼組立体(2)であって、 a)根元部(4)、羽根部(3)及び少なくとも根元部に形成され、第1の入口及び出口(72)を有する冷却流体流路(14、15)と、 b)根元部に隣接する冷却流体配流装置(10)とより成り、前記冷却流体配流装置は、 (i)冷却流体の流れ(60)を受ける第1の供給ポート(25)と、 (ii)冷却流体流路の第1の入口と流れ連通関係にあるため冷却流体の流れの少なくとも第1の部分を冷却流体流路の第1の入口に流入させる第1の排出ポート(26)と、 (iii)冷却流体流路の出口と流れ連通関係にあるため冷却流体流路の第1の入口に流入する冷却流体の流れの少なくとも一部を受ける第2の供給ポート(28)とより成るタービン翼組立体(2)。
Fターム (2件):
3G002CA08 ,  3G002CB02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭49-104016
  • 特開平2-023202
  • 特開昭57-056629

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