特許
J-GLOBAL ID:200903027039167230

酸素センサの劣化シミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-255694
公開番号(公開出願番号):特開2004-093957
出願日: 2002年08月30日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】酸素センサの目標とする劣化状態を簡単に模擬することができる劣化シミュレータ、特に、全領域空燃比センサの劣化シミュレータを提供する。【解決手段】酸素濃淡電池セル4と、酸素ポンピングセル1とを有し、酸素ポンピングセル1に流れる酸素ポンピング電流Ipに基づいて被測定ガス中の酸素濃度を測定する酸素セルの劣化シミュレータ13であって、コントローラ21が出力する酸素ポンピング電流Ipを表す信号を劣化目標に応じて可変した信号を出力する信号処理部23,24,25と、酸素濃淡電池セル4の素子抵抗Rpvsを表す信号を検出し該信号を劣化目標に応じて可変した信号をECU22に出力する素子抵抗補正手段26,27、及び、前記信号処理部が出力する信号をそのままあるいはさらに劣化目標に応じて可変してECU22に出力する酸素ポンピング電流設定手段28を含む疑似センサ29とを有する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
拡散抵抗を通じて測定室に導入されるガスの酸素分圧を検出する酸素濃淡電池セルと、前記酸素濃淡電池セルにより検出される酸素分圧に応じて、前記酸素濃淡電池セルの酸素濃淡起電力が一定となるよう前記測定室内から外へ或いは該測定室外から内へ酸素を汲み出す酸素ポンピングセルと、を有し、前記酸素ポンピングセルに流れる酸素ポンピング電流に基づいて被測定ガス中の酸素濃度を測定する酸素センサ、の劣化シミュレータであって、 前記酸素濃淡電池セルが出力する酸素濃淡起電力に応じて前記酸素ポンピング電流を制御可能であり、かつ前記酸素ポンピング電流を表す信号及び前記酸素濃淡電池セルの素子抵抗を表す信号を出力可能なコントローラと、 前記酸素ポンピング電流を表す信号を劣化目標に応じて可変した信号を出力する信号処理部と、 前記酸素濃淡電池セルの素子抵抗を表す信号を検出し該信号を劣化目標に応じて可変した信号をエンジンコントロールユニット(以下「ECU」という)に出力する素子抵抗補正手段、及び、前記信号処理部が出力する信号或いは該信号処理部が出力する信号をさらに劣化目標に応じて可変して前記ECUに出力する酸素ポンピング電流設定手段を含む擬似センサと、 を有することを特徴とする酸素センサの劣化シミュレータ。
IPC (3件):
G09B9/00 ,  F02D45/00 ,  G01N27/419
FI (4件):
G09B9/00 Z ,  F02D45/00 368H ,  G01N27/46 327G ,  G01N27/46 327R
Fターム (2件):
3G084DA30 ,  3G084EB22

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