特許
J-GLOBAL ID:200903027043128753

受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小池 晃 ,  田村 榮一 ,  伊賀 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-092966
公開番号(公開出願番号):特開2005-287043
出願日: 2005年03月28日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】OFDM方式の受信機において、周波数応答の推定で実施する内挿処理で雑音が生じ、受信性能を低下させる。【解決手段】パイロット抽出器は、抽出したパイロットキャリア信号から、受信されたOFDMシンボル内の各パイロット信号のチャンネル周波数応答のサンプルの推定値を生成する。適応帯域時間補間フィルタは、時間的に分離されたOFDMシンボル内の対応するサブキャリア位置において、パイロットキャリア信号から導出されたチャンネル周波数応答推定値のサンプルを内挿し、チャンネル周波数応答推定値の内挿されたバージョンを生成する。時間補間フィルタコントローラは、チャンネル周波数応答の時間に伴う変化率の推定値を算出し、チャンネル周波数応答の変化率の推定値に基づいて、時間補間フィルタの通過帯域を適応化する。これにより、OFDMシンボルによって表されるデータを正しく再生できる可能性が高まる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
直交波周波数分割多重(OFDM)方式に基づいて生成された信号サンプルの受信シンボルからデータを再生する受信機であって、 該シンボルは、OFDMシンボルの各セットについて、異なるサブキャリア位置に挿入されたパイロット信号を含み、 上記パイロット信号のサブキャリア位置は、後続するシンボルのセットにおいて繰り返され、当該受信機は、 受信されたOFDMシンボルが伝搬された伝送チャンネルの伝達関数の推定値を生成するパイロットによるチャンネル推定器を備え、該チャンネル推定器は、 上記信号サンプルからパイロットキャリア信号を抽出し、該抽出したパイロットキャリア信号をパイロットキャリアの所定のバージョンと比較することによって上記受信されたOFDMシンボル内の各パイロット信号のチャンネル周波数応答のサンプルの推定値を生成するパイロット抽出器と、 時間補間フィルタコントローラと、 時間的に分離されたOFDMシンボル内の対応するサブキャリア位置において、パイロットキャリア信号から導出されたチャンネル周波数応答推定値のサンプルを内挿し、チャンネル周波数応答推定値の内挿されたバージョンを生成する適応帯域時間補間フィルタとを備え、 上記時間補間フィルタコントローラは、チャンネル周波数応答の時間に伴う変化率の推定値を算出し、該チャンネル周波数応答の変化率の推定値に基づいて、時間補間フィルタの通過帯域を適応化する受信機。
IPC (1件):
H04J11/00
FI (1件):
H04J11/00 Z
Fターム (4件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD34
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • Co-pending UK patent application serial number 0115061.4.
  • S.Atungsiri, J. Wilson, "Maximum-Likelihood symbol acquisition for DVB-T receivers", Great Britain Patent Application No. 0027424.1, 9 Nov. 2000.
  • S.Atungsiri, J. Wilson, "Closed-loop pilot assisted symbol tracker for DVB-T receivers ", European Patent Application No. 02254020.7, 10 June 2002.
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