特許
J-GLOBAL ID:200903027046263864

果実繊維食品の製造方法、およびそのための製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-378446
公開番号(公開出願番号):特開2000-189097
出願日: 1998年12月26日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 これまで産業廃棄物として処分せざるを得なかった果実搾汁粕を、食物繊維を豊富に含み、有用成分にも富んだ新たな加工食品として活用可能とする新規な果実繊維食品の製造方法、および、その製造に利用可能な新規な構造からなる果実繊維食品の製造装置を提供する。【解決手段】 果汁の抽出後に得られる果実搾汁粕を、所定含水量となるまで乾燥させ、該乾燥済み搾汁粕を、混合割合が約40重量パーセント程度なるよう、未乾燥果実搾汁粕に加えて約100重量パーセント相当量とすると共に、乾燥機4を用いて所定含水量の乾燥済み搾汁粕とした後、その中から約40重量パーセント相当量を分離した上、新たな未乾燥果実搾汁粕に戻して約100重量パーセント相当量の混練物とし、乾燥機4を用いて乾燥済み搾汁粕とする工程を繰り返していく一方、その都度分離されて残る約60重量パーセント相当量の乾燥済み搾汁粕だけを、粉砕工程に回し、適量の添加剤等を加えて、粉末あるいは粒状の食品に加工する果実繊維食品の製造方法である。
請求項(抜粋):
果汁の抽出後に得られる果実搾汁粕の適量を、適宜手段で所定含水量となるまで乾燥させて乾燥済み搾汁粕とした上、該乾燥済み搾汁粕を、その混合割合が約20〜50重量パーセント程度なるようにして、未乾燥のままの果実搾汁粕に加えて約100重量パーセント相当量となる混練物にすると共に、乾燥機を用いて所定含水量となるまで乾燥させて乾燥済み搾汁粕とした後、引き続き、その中から約20〜50重量パーセント相当量を分離した上、それらを、次の未乾燥のままの新たな果実搾汁粕に戻しで約100重量パーセント相当量の混練物としてから、乾燥機を用いて乾燥させて乾燥済み搾汁粕とする工程を繰り返していくようにする一方、その都度約20〜50重量パーセント相当量が分離されて残る約80〜50重量パーセント相当量の乾燥済み搾汁粕だけを、その都度直接か、さらに含水量の調整されたものとして粉砕工程に回していくようにした上、必要に応じてそれら粉末体に適量の各種有効成分からなる添加剤等を加えるか、加えずして、粉末あるいは粒状の果実繊維食品に加工していくことを特徴とする果実繊維食品の製造方法。
FI (2件):
A23L 1/212 A ,  A23L 1/212 B
Fターム (6件):
4B016LC04 ,  4B016LE02 ,  4B016LG01 ,  4B016LP01 ,  4B016LP08 ,  4B016LT08
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 気流乾燥装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-019296   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭63-049055
  • 特開昭61-260846
全件表示

前のページに戻る