特許
J-GLOBAL ID:200903027049111909

座金付きナットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-314192
公開番号(公開出願番号):特開平11-114653
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 テーパー座面をもつ鍔部付きのナット体を圧造成形機で製造するとき、鍔部の外周縁に発生するバリが鍔部のテーパー座面に対し精度上の悪影響を与えないようにして、圧造成形後の切削加工などを無くすことにより生産性の向上を高め、座金付きナットを低コストで製造できる製造方法を提供する。【解決手段】 角柱状本体部aの一端に、中心部に至る程軸方向外方に突出するテーパー座面dをもつ鍔部cを形成してなるナット体1の製造方法であって、上記鍔部cの外周に、そのテーパー座面dに対し本体部a側に向かって段付きとなる段部gを介して大径フランジ部fを一体に連設し、然る後、次工程のダイとパンチとにより上記フランジ部fを打ち抜き加工し、その打ち抜き端に発生するバリrが段部gにより吸収隠蔽されるように鍔部cを仕上げ加工する。
請求項(抜粋):
中心部に雌ねじを有する角柱状本体部の一端に、中心部に至る程軸方向外方に突出するテーパー座面をもつ鍔部と、そのテーパー座面の中心部近くから外方に突出する円筒状カシメ部とを有するナット体を圧造成形により形成するとともに、該ナット体のテーパー座面に合致する凹状のテーパー受面をもつリング状座金を形成して、上記ナット体の円筒状カシメ部を座金の孔内に挿入し、該カシメ部を拡径することにより、ナット体に座金をカシメ止めする座金付きナットの製造方法において、上記ナット体の鍔部をダイとパンチにより成形加工するとき、該鍔部の外周に、上記テーパー座面に対し本体部側に向かって段付きとなる段部を介して大径フランジ部を一体に連設し、然る後、次工程のダイとパンチにより上記フランジ部を打ち抜き加工して、その打ち抜き時、打ち抜き端に発生するバリが上記段部によりテーパー座面の延長線上よりも本体部側に位置するように鍔部を仕上げ加工することを特徴とする座金付きナットの製造方法。
IPC (5件):
B21K 25/00 ,  B21K 1/70 ,  B21K 21/06 ,  B21K 27/00 ,  F16B 39/26
FI (5件):
B21K 25/00 F ,  B21K 1/70 Z ,  B21K 21/06 B ,  B21K 27/00 E ,  F16B 39/26 Z

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