特許
J-GLOBAL ID:200903027051300646

薬剤を均等に送達させるためのカテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-510290
公開番号(公開出願番号):特表2003-504132
出願日: 2000年07月19日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】本発明は解剖学的領域に流体薬剤を送達させるためのカテーテルを提供するものである。1つの実施態様によれば、このカテーテルにはカテーテルの注液部に沿って複数の出口孔を有する延伸チューブが含まれており、そして可撓性のある延伸多孔質部材がチューブの中にあり、チューブと部材の間にリング状の空間が形成されている。他の実施態様によれば、カテーテルには、チューブの側壁に複数の出口孔を有するチューブが含まれている。出口孔は全体としてカテーテルの流量制限オリフィスを形成していてもよい。好適には、カテーテル内の流体は全ての出口孔を通って流れ、その結果解剖学的領域の内部に流体を均等に分配することとなる。ある特定の実施態様においては、カテーテルには、細長い出口溝穴を有するチューブが含まれる。他の実施態様においては、カテーテルには、多孔質膜から作った延伸チューブ状部材が含まれる。この多孔質膜は、チューブ状部材の開放端に導入された流体が、チューブ状部材の長さ方向に沿って実質的に均等な速度で、チューブ状部材の側壁を通して流れるように設計される。他の実施態様によれば、カテーテルには、チューブの端部に取りつけられるかあるいはチューブに封入された形の、延伸「ウィーピング」チューブ状コイルスプリングが含まれる。スプリング中に流体があり、閾圧と同じまたはそれ以上の圧になると、好適にも、流体がスプリングコイルの間から外へ半径方向に流れ出す。好適なことには、この流体はスプリングの全長にわたって実質的に均等に流れ出す。
請求項(抜粋):
解剖学的領域全体に流体を均等に送達させるためのカテーテルであって、 閉止した遠位端を有するとともに、前記チューブ側壁に複数の出口孔を有し、前記出口孔が前記チューブ長さ方向に沿って配設されてカテーテルの注液部分を定めており、かつ、前記解剖学的領域内部に挿入するような大きさを持つ延伸チューブと、 前記チューブの内部に位置し、前記チューブとの間にリング状の空間が形成されるような大きさを持ち、さらに、多孔質材料から形成されている延伸部材とを備え、 前記チューブの近位端から導入された流体が、前記注液部全体で実質的に均等な速度で前記出口孔を通過して流れるように設計されている、カテーテル。
Fターム (26件):
4C167AA02 ,  4C167BB02 ,  4C167BB03 ,  4C167BB08 ,  4C167BB11 ,  4C167BB12 ,  4C167BB31 ,  4C167BB36 ,  4C167BB38 ,  4C167BB39 ,  4C167BB40 ,  4C167CC04 ,  4C167CC06 ,  4C167CC07 ,  4C167CC08 ,  4C167EE07 ,  4C167GG02 ,  4C167GG04 ,  4C167GG06 ,  4C167GG07 ,  4C167GG09 ,  4C167GG14 ,  4C167GG36 ,  4C167GG46 ,  4C167HH08 ,  4C167HH30
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 医療装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-127812   出願人:クックインコーポレイティド
  • 生体保持性フィルタ付き注入カテーテル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-532573   出願人:メドトロニック・インコーポレーテッド
  • 特表平6-503972
審査官引用 (3件)
  • 医療装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-127812   出願人:クックインコーポレイティド
  • 生体保持性フィルタ付き注入カテーテル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-532573   出願人:メドトロニック・インコーポレーテッド
  • 特表平6-503972

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