特許
J-GLOBAL ID:200903027053288554

燃料電池発電設備における配管の昇温方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-290978
公開番号(公開出願番号):特開平6-140063
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池の起動時において改質器を含む配管の昇温時間を短縮する方法及び装置を提供する。【構成】 改質器10と、燃料電池20と、アノード排ガスにより改質器の燃焼用ガスを加熱する熱交換器50と、アノード排ガス中の水分を分離するガス冷却器30及び気水分離器32と、アノード排ガスを改質器の燃焼室に供給するアノードブロア40とを備える燃料電池発電設備の昇温方法であって、燃料電池をバイパスしてアノードガスライン2とアノード排ガスライン3とを連通させ、改質器をバイパスして燃焼用ガスライン5と燃料ガス供給ライン1とを連通させ、ガス冷却器及び気水分離器を通さないようにガス冷却器及び気水分離器をバイパスさせ、これらバイパスラインと既存のライン又は配管とにより閉ループを構成し、閉ループ内に窒素ガスを加熱しながら循環する。
請求項(抜粋):
燃料ガスを水素を含むアノードガスに改質する改質器と、前記アノードガスと酸素を含むカソードガスとから発電する燃料電池と、燃料電池を出た高温のアノード排ガスと熱交換して改質器の燃焼室に供給する燃焼用ガスを加熱する熱交換器と、該熱交換器で冷却されたアノード排ガスの水分を分離するガス冷却器及び気水分離器と、該ガス冷却器及び気水分離器で水分を分離されたアノード排ガスを改質器の燃焼室に燃焼用ガスとして供給するためのアノードブロアと、を備える燃料電池発電設備の配管の昇温方法であって、上記燃料電池をバイパスしてアノードガスラインとアノード排ガスラインとを連通させ、改質器をバイパスして燃焼用ガスラインと燃料ガス供給ラインとを連通させ、ガス冷却器及び気水分離器をバイパスしてガス冷却器の上流のアノード排ガスラインと気水分離器の下流であって上記アノードブロアの上流のアノード排ガスラインとを連通させ、これらバイパスラインと既存のライン又は配管とにより閉ループを構成し、該閉ループ内に窒素ガスを加熱しながら循環する、ことを特徴とする燃料電池発電設備の配管の昇温方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-087263
  • 特開平4-269460
  • 特開昭62-198058

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