特許
J-GLOBAL ID:200903027064383630

生物特異性アッセイ法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-526630
公開番号(公開出願番号):特表平11-503824
出願日: 1996年01月03日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】本発明は、単一分子検出を用いる生物特異性マルチパラメーターアッセイに関する。特に、本発明は、同じ反応溶液中でいくつかの異なる生物分子を同時に決定するための新しい方法に関する。本方法は、第2のプローブに結合された、生物特異性第1プローブをラベルするための蛍光ラベル、及び他のラベルの組合せを用いる。第1のプローブ、被検体分子及び第2のプローブを含む複合体は、生物特異性反応において形成される。これらの単一分子複合体は、前記蛍光ラベルから得られたシグナルのための自己及び相互相関を含む共焦蛍光法又は2光子励起蛍光法を用いて他の蛍光分子からシグナルを識別しながら、選択的に計数される。
請求項(抜粋):
同じ反応溶液中で多重の被検体Mk(k=1,2,...k)を同時に測定するための生物特異性マルチパラメーターアッセイ方法であって、該方法が、 各々のサンプル分子Mkを、蛍光ラベルでラベルされた少くとも2の生物特異性プローブAb(j)(j=1,2)と反応させて、複合体Ab(k,1)+Mk+Ab(k,2)を供するステップと、 希釈剤を添加することにより前記反応を停止させるステップと、 その希釈された溶液上に、励起及び放出波長に各々調整されたレーザービーム及び光子ディテクターの焦点を合わせるステップと、 前記焦点を通して動く単一分子からの単一光子の形態における蛍光シグナル及びそれらの時間領域を記録するステップと、 を含み、 第1の生物特異性プローブが、Dkとして表される蛍光ラベルD1,D2,D3,...Dkの組合せでラベルされ、そして第2のプローブが、蛍光ラベルFでラベルされ、そして前記複合体AbDk(k,1)+Mk+AbF(k,2)からのシグナルが、異なるラベルから得られたシグナルに関して時間領域における自己相関及び相互相関を適用することによって、バックグラウンドシグナルから、及び他の分子のシグナルから分離され、そしてその相関シグナルが、サンプル中の被検体分子Mkの数及びそれらの濃度を決定するためにDkに従って分類され、 前記ラベルDk及びFの励起及び検出が共焦光学システムで行われるか、又は 前記ラベルDk及びFの励起が2光子励起により行われる ことを特徴とする方法。
IPC (4件):
G01N 33/53 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/543 501 ,  G01N 33/543 595
FI (4件):
G01N 33/53 Z ,  G01N 21/64 E ,  G01N 33/543 501 Z ,  G01N 33/543 595

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