特許
J-GLOBAL ID:200903027071639011

スイッチング電源回路の過電流保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195727
公開番号(公開出願番号):特開平8-066020
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 2次側の過電流を検出し、過電流が一時的なものであっても出力を継続的に停止して、回路を保護することが可能な過電流保護装置を提供する。【構成】 2次側の直流出力回路からツェーナダイオード12と抵抗器13を介してアースにツェーナ電流を流すことにより、トランジスタ15のベースに電圧を供給し、直流出力回路に接続されたツェーナダイオード20にツェーナ電流を流すことによりサイリスタ19をオン状態とし、直流出力回路の分圧点からサイリスタ19を介してトランジスタ15のエミッタとアース間に接続されたコンデンサ22を充電して、トランジスタ15のエミッタ電圧をベース電圧より低くしてオフ状態とし、過電流による電圧低下によりツェーナダイオード12をオフ状態にしトランジスタ15をオン状態とし、ホトカプラ25及びサイリスタ28を介して帰還させて発振器27等で構成された発振手段の発振を停止させる。
請求項(抜粋):
スイッチングトランスの1次側に発振手段を設け、2次側より前記発振手段で発振させた出力を取り出して直流電圧に変換して出力するスイッチング電源回路において、2次側に設けられた過電流検出手段が、スイッチ用トランジスタと、スイッチ用トランジスタのベースにアノードが接続され、カソードを第1の抵抗器を介してアースに接続された第1のダイオードと、スイッチングトランスの2次側の直流出力回路にカソード側が接続され、アノードを前記第1の抵抗器に接続した第1のツェーナダイオードとからなるスイッチ用トランジスタのベース制御回路と、スイッチ用トランジスタのエミッタとアース間に接続された充放電用コンデンサと、前記直流出力回路の分圧点にアノードが接続され、カソードを前記エミッタに接続した第1のサイリスタと、スイッチングトランスの2次側の直流出力回路にカソード側が接続され、アノードを前記第1のサイリスタのゲートに接続した第2のツェーナダイオードとからなるスイッチ用トランジスタのエミッタ制御回路と、スイッチ用トランジスタのコレクタとアース間に接続されたホトカプラで構成された出力手段とからなり、当該過電流検出手段で2次側回路の過電流を検出して前記出力手段を介して前記1次側の発振手段に帰還させて、当該発振手段の発振を停止させることを特徴とするスイッチング電源回路の過電流保護装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-251520
  • 特開平1-303053
  • 特開平4-101660
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