特許
J-GLOBAL ID:200903027074014950

円形容器内面検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243842
公開番号(公開出願番号):特開平6-094645
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】ビール缶などの円形容器側面のヘコミの検知能力を高める。【構成】図3(A)はビール缶容器102の内面を軸方向から観測した濃淡画像を示し、103は口部高輝度部,104は底部高輝度部である。図3(B)はこの画像を走査線Q-Q1で走査したときの濃度変化を示している。本発明ではこの画像に容器中心Oを通る放射状の走査を順次行って異なる放射走査線上の対応するアドレス位置にある画素同士の濃度差を求め、この濃度差がこの画素のアドレス位置に対応する所定のしきい値より大きいか否かで異常か否かを判定する。例えば図3(A)のようにヘコミ105がある場合、放射走査線Q’-Q1’上の濃度変化は同図(C)のようになるが、本発明では同図(B)と(C)の対応アドレスの画素同士の濃度差の絶対値を求めてしきい値と比較するのでヘコミ105の検出能力が高まる。
請求項(抜粋):
軸対称の円形容器の前記軸方向からこの円形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容器の照明面を撮像し、この撮像された画像を解析して前記円形容器の変形や汚れを検査する円形容器内面検査装置において、前記円形容器の内面の画像をこの画像の中心を通る放射状の走査線で順次走査し、この放射状走査線上の1又は所定の複数の画素間隔で並ぶ画素の濃度と、この走査線に対し所定間隔を持つ放射状走査線上の夫々該画素に対応する位置にある画素の濃度との各対応画素同士の濃度差の絶対値を当該対応画素の走査線上の座標に応じて定められたしきい値と夫々比較し、さらにこの比較を前記所定間隔を持つ放射状走査線の他の対についても順次行い、前記しきい値より大きい前記濃度差の絶対値が検出されたときは容器内面不良であると判定する手段を備えたことを特徴とする円形容器内面検査装置。
IPC (2件):
G01N 21/90 ,  G01N 21/88
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-159637
  • 特開平3-194454

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