特許
J-GLOBAL ID:200903027076942006

ケーソン上端部の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-361751
公開番号(公開出願番号):特開2001-172983
出願日: 1999年12月20日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 地表付近に埋入されるケーソンを分割式の土留め壁とし、頂版上を埋め戻した後、土留め壁を撤去するケーソン上端部の施工方法を提供する。【解決手段】 地表部より下に沈設させられるケーソン1の上端部から地表部に至るように、ケーソン1上にケーソン1とほぼ同様の筒状の仮設土留め壁4を設ける。この仮設土留め壁4は土留め壁下部5及び10分割可能な土留め壁上部6から構成され、複数のHビーム2及びリングビーム3,3により支持されている。仮設土留め壁4内において、ケーソン1上端部に頂版8を設けた後、Hビーム2を切断し、Hビーム2の上端部とHビームの切断位置より下の部分とをボルト10で締結する。リングビーム3,3を撤去し、頂版8上を埋め戻した後、ボルト10の締結を解除し、Hビーム2を地中から引抜き、土留め壁上部6を引抜く。
請求項(抜粋):
ケーソン内部を掘削して、ケーソンを沈下させる工程を含むケーソン工法によって、地表下に設置されるケーソンのうちの、上端部の位置が地表部分の下とされるとともに前記上端部に設けられた頂版の上が埋め戻された構造を有するケーソンにおけるケーソン上端部の施工方法であって、前記地表部より下に沈設させられる前記ケーソン上端部から地表部に至るように、前記ケーソン上に前記ケーソンとほぼ同様の筒状で、かつ、複数に分割自在な仮設土留め壁を設けておき、上記仮設土留め壁内において、前記ケーソン上端部に前記頂版を設けた後に、前記頂版上を埋め戻すとともに頂版より上の仮設土留め壁を分割して撤去することを特徴とするケーソン上端部の施工方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-041815
  • 特開昭64-052922
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-041815
  • 特開昭64-052922
  • 特公昭54-012725

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