特許
J-GLOBAL ID:200903027078944111

透析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286428
公開番号(公開出願番号):特開平5-115546
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 操作者の操作ミス,設定ミスを未然に防止する。患者の透析中の血圧実測値と予測血圧値とを対比することによって、その後の血圧値推移を予測しNa濃度を修正する。【構成】 透析患者の体重測定値から透析条件を決めるための情報、透析条件から除水目標量を決定するための情報、患者の過去の血圧等の容体情報、透析液の濃度のプログラム情報等を記録するための記憶媒体と、これらの情報を記録媒体に書き込む手段と、記憶媒体からこれらの情報を読み出し、透析条件を自動的に透析装置に設定する手段とを備える。患者の血圧の推移を予め計測し、その結果を予測血圧推移値として記憶媒体に記憶させておき、透析中の患者の血圧を間欠的に測定して得られる実測値と比較して、それらの偏差に基づいてNa濃度を修正する。
請求項(抜粋):
患者の血圧を自動的に測定する血圧測定手段と、透析に必要なデータを患者別に記録するための記録媒体と、該記録媒体に記録されたNa濃度パターンを読み出し、透析装置の透析液Na濃度を制御する手段と、透析開始から完了までの患者の血圧推移を前記血圧測定手段から読み込み、前記記録媒体に予想血圧推移として予め記録する手段と、透析開始から完了までの前記予想血圧推移から予想血圧下降速度勾配を算出する手段と、透析実施時に前記記録媒体に記録された予想血圧推移を読み出すとともに、患者の血圧を前記血圧測定手段から読み込み、対応時刻の予想血圧推移と比較し、予想血圧推移との偏差を正負の符号を付けて算出する手段と、予想血圧推移の偏差の算出時にあわせて、患者の血圧測定値から血圧下降速度勾配を算出し、前記予想血圧下降速度勾配との偏差を正負の符号をつけて算出する手段と、予想血圧推移との偏差と予想血圧下降速度勾配との偏差に基づいて透析液Na濃度調整を行う手段とを具備することを特徴とする透析装置。
IPC (2件):
A61M 1/14 313 ,  A61M 1/14 331

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