特許
J-GLOBAL ID:200903027081006572

お供え餅用充填容器とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 賢二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-357266
公開番号(公開出願番号):特開平5-178368
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】お供え餅用充填容器に熱変形しない強度を与えつつも、容易に縦割り解体して餅を取り出せるようにする。【構成】容器全体の仮想中央経線(Y-Y)に沿って、縦割り解体時の回避基準となる指標筋目(15)を表出させ、大小容器(12)(11)の境界をなす凹周溝部(13)を、容器全体の赤道線(O-O)よりも一定距離(L1)だけ上方位置に偏倚させる一方、その赤道線(O-O)と上記中央経線(Y-Y)との交叉部か、又は赤道線(O-O)よりも一定距離(L2)だけ下方位置に偏倚する仮想緯線(X-X)と上記中央経線(Y-Y)との交叉部を、向かい合う一対の腰骨(26)として最も厚肉化すると共に、その両腰骨(26)から経線方向と緯線方向へ遠ざかるに連れて徐々に薄肉化した。
請求項(抜粋):
内部の連通する上段小容器(11)と下段大容器(12)とを、透明又は半透明の熱可塑性合成樹脂から平面視の同芯円形で、且つ側面視の積み重なるほぼ楕円形に一体成形すると共に、その大小容器(12)(11)の境界をなす凹周溝部(13)での口径(S1)よりも径小な円形の餅流し込み口(17)を、上記大容器(12)の底面中央部に開口させたお供え餅用充填容器において、その容器全体の仮想中央経線(Y-Y)に沿って、縦割り解体時の回避基準となる指標筋目(15)を表出させ、上記凹周溝部(13)を容器全体の赤道線(O-O)よりも、一定距離(L1)だけ上方位置に偏倚させる一方、上記赤道線(O-O)と中央経線(Y-Y)との交叉部か、又はその赤道線(O-O)よりも一定距離(L2)だけ下方位置に偏倚する仮想緯線(X-X)と、上記中央経線(Y-Y)との交叉部を最も厚肉化することにより、その交叉部を変形不能な向かい合う一対の腰骨(26)として増強すると共に、その両腰骨(26)から経線方向と緯線方向へ遠ざかるに連れて徐々に薄肉化することにより、上記指標筋目(15)と交叉する任意な経線(Z-Z)に沿って、容器全体を刃物(27)により縦割り解体できるように設定したことを特徴とするお供え餅用充填容器。
IPC (2件):
B65D 77/22 ,  B65B 69/00

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