特許
J-GLOBAL ID:200903027093742460
共重合ポリエステル樹脂の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-327225
公開番号(公開出願番号):特開2003-212981
出願日: 2002年11月11日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 昇華性を有するジオールを原料とした共重合ポリエステル樹脂の製造において、重縮合工程を行う際の昇華性を有するジオールの反応転化率を向上させて目的とする樹脂を得ること、及び昇華性を有するジオールの昇華による製造装置の減圧部の配管等を閉塞させることなく、安定的に樹脂を製造する方法を提供する。【解決手段】 ジカルボン酸構成単位とジオール構成単位とを含み、かつジオール構成単位中に昇華性を有するジオールから形成された単位を含む共重合ポリエステル樹脂の製造方法であって、水及び/又はアルコールを留出させてオリゴマーを製造する工程(1)と、主に昇華性を有しないジオールを留出させて、添加された昇華性を有するジオール量に対し、昇華性を有するジオール量が10重量%以下になるまでエステル交換反応させる工程(2)と、減圧下でオリゴマーを高分子量化する工程(3)により共重合ポリエステル樹脂を製造する。
請求項(抜粋):
少なくともジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体から形成されたジカルボン酸構成単位と、昇華性を有するジオール及び昇華性を有しないジオールから形成されたジオール構成単位とを含み、かつジオール構成単位中に昇華性を有するジオールから形成された単位を5〜60モル%含む共重合ポリエステル樹脂の製造方法であって、原料として昇華性を有しないジオールを、共重合ポリエステル樹脂を形成する昇華性を有しないジオールの量よりも過剰に添加し、かつジカルボン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体の反応転化率が85モル%以上になるまで水及び/又は前記エステル形成性誘導体に由来するアルコールを留出させてオリゴマーを製造する工程(1)と、次いで、反応温度が150〜250°C、かつ反応圧力が昇華性を有しないジオールの蒸気圧以下で、昇華性を有するジオールの蒸気圧以上の条件下で、主に昇華性を有しないジオールを留出させて、反応系に添加された昇華性を有するジオール量に対し、オリゴマー溶液中に残存する当該昇華性を有するジオール量が10重量%以下になるまでエステル交換反応させる工程(2)と、更なる減圧下でオリゴマーを高分子量化する工程(3)を含むことを特徴とする共重合ポリエステル樹脂の製造方法。
Fターム (38件):
4J029AA03
, 4J029AC02
, 4J029BA02
, 4J029BA03
, 4J029BA04
, 4J029BA05
, 4J029BB03
, 4J029BB11
, 4J029BB12
, 4J029BB13
, 4J029BC03
, 4J029BC05
, 4J029BD00
, 4J029BD03
, 4J029BF00
, 4J029BF30
, 4J029CA01
, 4J029CA02
, 4J029CA04
, 4J029CA05
, 4J029CA06
, 4J029CB03
, 4J029CB04
, 4J029CB05
, 4J029CB06
, 4J029CB10
, 4J029CC03
, 4J029CC05
, 4J029CC06
, 4J029EA00
, 4J029KB02
, 4J029KB12
, 4J029KC03
, 4J029KC04
, 4J029KE02
, 4J029KE03
, 4J029KE15
, 4J029KJ01
引用特許:
出願人引用 (14件)
-
米国特許2,945,008号公報
-
生分解性ポリエステル
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-194650
出願人:松本油脂製薬株式会社
-
特公平3-14345号公報
-
難燃性樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-155705
出願人:ポリプラスチックス株式会社
-
特許第2971942号公報
-
特公平7-13128号公報
-
特公平4-22954号公報
-
特公平5-69151号公報
-
特公平6-29396号公報
-
特開平4-88078号公報
-
特開平3-130425号公報
-
改質ポリエステルおよびフィルム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-242689
出願人:東レ株式会社
-
特開昭62-230874
-
特許第2971942号
全件表示
審査官引用 (2件)
前のページに戻る