特許
J-GLOBAL ID:200903027099878380

内接ロータ型流体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342348
公開番号(公開出願番号):特開2002-147368
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 高圧側と低圧側との圧力差によってインナロータに加わる偏芯力を低減して回転安定性を確保する。【解決手段】 インナロータ3が回転すると、アウタロータ4が同方向に回転し、インナロータ3の外歯とアウタロータ4の内歯とで形成されるポンピングチャンバ容積が増減される。このポンピングチャンバ容積の増加により、オイルが吸入ポート10を介して低圧ボリュート室6内に吸入される一方、ポンピングチャンバ容積の減少により、高圧のオイルが高圧ボリュート室7を介して吐出ポート11に吐出される。同時に、吐出ポート11からの高圧のオイルが高油圧供給通路14を通ってポンプハウジング5-2のキャンセルチャンバ13内に導入され、インナロータ3に加わるラジアル荷重を打ち消す方向に作用してインナロータ3の円滑な回転を確保する。
請求項(抜粋):
アウタロータと該アウタロータ内の偏心した位置に配設したインナロータとをハウジングに収納し、両ロータと上記ハウジングとで区画された低圧ボリュート室と高圧ボリュート室とにおけるポンピングチャンバの容積の増減にて流体を圧送し或いは供給流体の圧力を駆動源として上記インナロータを支持する軸を回転させる内接ロータ型流体装置において、上記インナロータの軸側平面部から回転中心と同軸状に突出するボス部を設けて上記ハウジングに摺動自在に収納し、上記ボス部の外周側壁面と接触する上記ハウジングの摺動面の上記低圧ボリュート室側の部位に、上記高圧ボリュート室側に連通するチャンバ室を設けたことを特徴とする内接ロータ型流体装置。
IPC (2件):
F04C 2/10 341 ,  F04C 15/00
FI (2件):
F04C 2/10 341 F ,  F04C 15/00 G
Fターム (14件):
3H041AA02 ,  3H041BB03 ,  3H041CC17 ,  3H041DD05 ,  3H041DD13 ,  3H041DD17 ,  3H041DD20 ,  3H044AA02 ,  3H044BB03 ,  3H044CC16 ,  3H044DD05 ,  3H044DD10 ,  3H044DD13 ,  3H044DD15

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