特許
J-GLOBAL ID:200903027102603061

差動増幅回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032745
公開番号(公開出願番号):特開平8-228115
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 同相帰還を有する差動増幅回路において、同相出力信号を基準同相入力信号に精度良く一致させる。【構成】 ソースフォロワトランジスタ1のゲートに基準同相入力信号を印加し、このソースフォロア出力でソース接地トランジスタ5のゲート駆動を行う。このトランジスタ5のドレイン電流を定電流50より供給する。トランジスタ1のドレイン電流と同一電流をトランジスタ7,11のドレインへ供給する様にし、これ等トランジスタ7,11の各ゲートに差動出力VOP,VONを印加して、トランジスタ7,11のソース部の抵抗40,41の接続点より同相出力信号VC を得る。このVC を差動増幅回路のソース接地型の負荷トランジスタ23,24のゲートへ帰還する。トランジスタ5とトランジスタ23,24との面積比を所望に設定することで、VCOM に等しい同相出力が精度良く得られる。
請求項(抜粋):
差動対を構成する一対の差動トランジスタ(20,21)と、この差動トランジスタの負荷として動作する一対のソース接地型負荷トランジスタ(23,24)と、基準同相入力信号がゲートに供給されたソースフォロワトランジスタ(1)と、このソースフォロワ出力がゲート入力とされ一定電流で駆動されるソース接地型トランジスタ(5)と、前記一対のソース接地型負荷トランジスタから導出される差動出力をゲート入力とする一対のソースフォロワトランジスタ(7,11)と、この一対のソースフォロワトランジスタへ前記ソースフォロワトランジスタ(1)の駆動電流と等しい駆動電流を供給する手段とを含み、前記一対のソースフォロワトランジスタのソースフォロワ出力から得られる同相信号を前記一対のソース接地型負荷トランジスタのゲート制御入力とし、前記ソースフォロワトランジスタ(5)と前記一対のソース接地型負荷トランジスタとの面積比を所定値に設定したことを特徴とする差動増幅回路。

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