特許
J-GLOBAL ID:200903027110871024

間伐材の加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-270703
公開番号(公開出願番号):特開2005-022377
出願日: 2003年07月03日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】 リグニンを活用して、改質ができる間伐材提供する。【解決手段】 所定形状に製材した間伐材を密閉構造の処理槽に設置し、該間伐材を一旦減圧下に置き木材組織中に包含される空気・水分を排気・除去し、次いで該処理槽に製紙工程廃液から得られるリグニン成分含有率15〜50%の溶液、該製紙工程廃液から分離取得したリグニンスルホン酸塩を主成分とするリグニン製品、又は該リグニンスルホン酸塩製品をアルカリ性高温・高圧下で化学処理し、一部成分を脱スルホン・脱メチル・酸化反応等を受けさせたリグニン製品のリグニン含有率15〜50%溶液を注入し木材中に該処理液を浸透・含浸させ、更に該反応系を加圧ポンプを用いて加圧し該処理液の木材中への含浸を促進させ、次いで該処理槽より処理木材を取り出し常温風乾乾燥して該間伐材中にリグニンを定着させ、然る後加熱処理を施し該リグニン成分を酸化・熱硬化固着させる間伐材の加工方法である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定形状に製材した間伐材を密閉構造の処理槽に設置し、該間伐材を一旦減圧下に置き木材組織中に包含される空気・水分を排気・除去し、次いで該処理槽に製紙工程廃液から得られるリグニン成分含有率15〜50%の溶液、該製紙工程廃液から分離取得したリグニンスルホン酸塩を主成分とするリグニン製品、又は該リグニンスルホン酸塩製品をアルカリ性高温・高圧下で化学処理し、一部成分を脱スルホン・脱メチル・酸化反応等を受けさせたリグニン製品のリグニン含有率15〜50%溶液を注入し木材中に該処理液を浸透・含浸させ、更に該反応系を加圧ポンプを用いて加圧し該処理液の木材中への含浸を促進させ、次いで該処理槽より処理木材を取り出し常温風乾乾燥して該間伐材中にリグニンを定着させ、然る後加熱処理を施し該リグニン成分を酸化・熱硬化固着させることを特徴とする間伐材の加工方法
IPC (3件):
B27K3/15 ,  B09B3/00 ,  B27K5/02
FI (4件):
B27K3/15 Z ,  B09B3/00 302Z ,  B27K5/02 C ,  B09B3/00 304Z
Fターム (21件):
2B230AA01 ,  2B230AA08 ,  2B230AA30 ,  2B230BA02 ,  2B230CB06 ,  2B230CB25 ,  2B230EB02 ,  2B230EB05 ,  2B230EB12 ,  2B230EB13 ,  4D004AA12 ,  4D004BA02 ,  4D004CA26 ,  4D004CA34 ,  4D004CA36 ,  4D004CA42 ,  4D004CC11 ,  4D004CC15 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平5-85321号公報
審査官引用 (3件)

前のページに戻る