特許
J-GLOBAL ID:200903027111870846

温度検出回路および温度検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331581
公開番号(公開出願番号):特開2001-148312
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】 トランスやコイルの温度を精度よく測定できる温度測定回路。【解決手段】 トランス1の二次巻線2と互いにインダクタンス成分を相殺しあう温度検出用巻線4を設け、二次巻線2の一端Pと温度検出用巻線4の一端Mとを抵抗値測定回路3に接続するため、抵抗値測定回路3の測定端子間にはほとんど電圧は印加されなくなる。したがって、抵抗値測定回路3は、トランス1の二次側電圧に影響されずに、二次巻線2の両端間の抵抗値と温度検出用巻線4の両端間の抵抗値とを合計した抵抗値を測定でき、抵抗値の測定精度が向上するとともに、抵抗値測定回路3を高耐圧構造にする必要もなくなる。また、トランス1が動作中であっても、抵抗値を測定できるため、トランス1の温度変動をリアルタイムに検出できる。
請求項(抜粋):
変圧器の一次巻線、二次巻線または補助巻線の抵抗値を測定する抵抗値測定回路を備え、前記抵抗値測定回路による測定結果により前記変圧器内部の温度を検出する温度検出回路において、前記一次巻線、二次巻線または前記補助巻線と磁気結合した温度検出用巻線を備え、前記温度検出用巻線と、前記一次巻線、二次巻線または前記補助巻線とは、互いのインダクタンス成分が相殺されるように接続され、前記抵抗値測定回路は、前記温度検出用巻線の両端間の抵抗値と、前記一次巻線、二次巻線または前記補助巻線の両端間の抵抗値とを合成した抵抗値を測定することを特徴とする温度検出回路。
IPC (3件):
H01F 27/00 ,  G01K 7/00 321 ,  G01K 7/01
FI (3件):
H01F 27/00 A ,  G01K 7/00 321 Z ,  G01K 7/00 391 C
Fターム (2件):
2F056CL07 ,  2F056JT06

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