特許
J-GLOBAL ID:200903027114501540

マンガン含有水の処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099861
公開番号(公開出願番号):特開平11-277076
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 水中の溶解性マンガンと懸濁状マンガンの両方を除去することができるマンガン含有水の処理方法と装置を提供する。【解決手段】 マンガン砂を流動媒体とする支持床の無い流動床反応塔1と、該反応塔の底部に設けた炭酸イオンを含む被処理水4の流入口14及び反応塔上部に設けた処理水流出口9と、流動床内の処理水pH値を調節するためのアルカリ剤注入口15とを有する溶解性マンガンを晶析除去するマンガン含有水の処理装置において、前記流動床反応塔のマンガン砂流動層2上部に被処理水中の懸濁物質の層12を形成させ、該懸濁物質層内に懸濁物質を除去する排出管11を備えることとしたものであり、前記被処理水pH値の調節は、アルカリ剤15を注入してpHを8〜10に調節して行い、また前記流動床反応塔は、懸濁物質層12部分の水平方向断面積を、マンガン砂流動層2上部の水平方向断面積より大きくする。
請求項(抜粋):
マンガン砂を流動媒体とする支持床の無い流動床反応塔に、炭酸イオンを含む被処理水を上向流で通水するとともに、流動床内の処理水pH値を調節することにより、前記水中の溶解性マンガンを晶析除去するマンガン含有水の処理方法において、前記流動床反応塔のマンガン砂流動層上部に、該流動層を通過した被処理水中の懸濁物質の層を形成させ、該懸濁物質層を除去することにより、前記被処理水中の溶解性マンガンと共に、懸濁状マンガンをも除去することを特徴とするマンガン含有水の処理方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)

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