特許
J-GLOBAL ID:200903027117259103

風力発電システムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-168107
公開番号(公開出願番号):特開平10-339259
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ピッチ角制御機構の寿命を延ばすとともに、送電系統への影響を軽減し、風力エネルギーを有効に活用する風力発電システムの提供。【解決手段】 可変ピッチプロペラ型風車2により回転駆動される発電機6の発生電力を一旦直流に変換した後再度交流に変換して送電系統15へ送るように構成してなる風力発電システムにおいて、前記風力エネルギーが増大して、発電機出力が定格値を超えた場合には、例えば発電機の周波数を上昇させる等により、風車プロペラの回転数を上昇させて、回転上昇エネルギーとして蓄積させるとともに、該上昇させた回転数が上限値に達すると前記プロペラのピッチ角制御を行なう事により風力エネルギーを逃散させ、一方、風力エネルギーが減少し発電機出力が定格値以下に低下した場合には、例えば発電機の周波数を減少させる等により前記上昇させた風車プロペラの回転数を漸減させて回転上昇エネルギーに変換させておいた風力エネルギーを回収して発電電力に変換することを特徴とする。
請求項(抜粋):
可変ピッチプロペラ型風車により回転駆動される発電機出力を一旦直流に変換した後再度交流に変換して送電系統へ送るように構成してなる風力発電システムにおいて、前記発電機出力と回転数、及び前記送電系統へ送る交流電力を検知し、これらの検知信号に基づいて発電機出力の周波数制御と前記プロペラのピッチ角制御を行なう制御装置を用意し、前記風力エネルギーが増大して、発電機出力が定格値を超えた場合には、発電機の周波数を上昇させるか若しくは調速器等により、風車プロペラの回転数を上昇させ、回転上昇エネルギーとして蓄積させるとともに、該上昇させた回転数が上限値に達すると前記プロペラのピッチ角制御を行なう事により風力エネルギーを逃散させ、一方、風力エネルギーが減少し発電機出力が定格値以下に低下した場合には、例えば発電機の周波数を下降させるか若しくは調速器等により、前記上昇させた風車プロペラの回転数を漸減させて、回転上昇エネルギーに変換させておいた風力エネルギーを回収して発電電力に変換することを特徴とする風力発電システムの制御方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 風力発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-265931   出願人:ヤマハ発動機株式会社

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