特許
J-GLOBAL ID:200903027117521509

鋳型内の凝固収縮による鋳片表面凹み形状の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333637
公開番号(公開出願番号):特開平8-168861
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、鋼の連続鋳造における凝固収縮により生ずる鋳型内凝固シェル表面の凹みの形状を連続的に測定し、凝固完了した鋳片表面の凹みの形状を予測する鋳片表面凹みの測定方法を提供することを目的とする。【構成】 連続鋳造用鋳型の湯面上所定範囲の鋳型壁温度を鋳型壁ベース温度とし、その測定時点近傍で過去の所定期間での湯面下所定範囲の鋳型壁温度の標準偏差および平均値を求め、下式で求めた温度変動比を用いて前記所定期間での鋳造長さ当たりの鋳造方向の鋳片表面凹み長さを予測することを特徴とする。【数1】温度変動比=標準偏差/(平均値-鋳型壁ベース温度)×100%【効果】 鋳型内凝固シェル表面の凹みの形状が軽微なうちから操業条件の適正化が効果的に行え、過大な凹みを防止し、良好な鋳片品質が確保できる。
請求項(抜粋):
連続鋳造用鋳型の湯面上所定範囲と湯面下所定範囲各々で鋳型壁温度を測定し、その測定時点の湯面上所定範囲における鋳型壁温度を鋳型壁ベース温度とし、その測定時点の直近過去の所定期間での湯面下所定範囲における鋳型壁温度の標準偏差および平均値を求め、下式に従って算出した温度変動比を用いて前記所定期間での鋳造長さ当たりの鋳造方向の鋳片表面凹み長さ(以下、鋳片凹み長さ率)を予測することを特徴とする鋳片表面凹みの測定方法。【数1】温度変動比=標準偏差/(平均値-鋳型壁ベース温度)×100%
IPC (3件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16 ,  G01N 25/06

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