特許
J-GLOBAL ID:200903027119479321
熱可塑性樹脂フィルムおよびその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 政久
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1995001093
公開番号(公開出願番号):WO1995-033787
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1995年12月14日
要約:
【要約】滑り性、耐摩耗性と透明性に優れた熱可塑性樹脂フィルムおよびその製造方法に関し、該フィルムは樹脂中に、シリカとシリカ以外の無機酸化物の1種または2種以上とからなる特定の複合酸化物微粒子を0.005〜20重量%含有する。熱可塑性樹脂はポリエステルフィルムであることが好ましく、熱可塑性樹脂フィルムのヘーズは5%以下であることが好ましい。この熱可塑性樹脂フィルムは磁気テープ、コンデンサー、写真フィルム、粘着テープ、等の用途に好適である。熱可塑性樹脂フィルムは、アルカリ金属、アンモニウムまたは有機塩基の珪酸塩と、アルカリ可溶の無機化合物とを、pH9以上のアルカリ溶液中に同時に添加し、この反応液のpHを制御せずに複合酸化物微粒子を生成させて得られたゾルを、熱可塑性樹脂および/またはその反応系に添加してフィルム加工することにより製造することができる。
請求項(抜粋):
下記不等式〔I〕を満足するシリカとシリカ以外の無機酸化物の1種または2種以上とからなる複合酸化物微粒子を0.005〜20重量%含有することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルム。(但し、式〔I〕中、Sは複合酸化物微粒子の比表面積を、Dpは該微粒子の平均粒子径を、SGは該微粒子の真比重を表す。) S(m2/g)≧7200/〔Dp(nm)×SG〕・・・〔I〕
IPC (4件):
C08J 5/18
, C08K 3/34
, B29C 55/02
, G11B 5/704
前のページに戻る