特許
J-GLOBAL ID:200903027125524916

収束コンビナトリーペプチドライブラリおよびC型肝炎ウイルスに対してのワクチン化のためのその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  小原 健志 ,  中川 博司 ,  舘 泰光 ,  斎藤 健治 ,  藤井 淳 ,  関 仁士 ,  中野 睦子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-500922
公開番号(公開出願番号):特表2004-509071
出願日: 2001年05月23日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
本発明は、T細胞に対する免疫応答に関与するウイルスの蛋白質の制限領域、および該領域から誘導される収束コンビナトリーペプチドライブラリに対応する免疫原性ペプチドの、設計および合成に関する。本発明は、C型肝炎ウイルスに特に適用可能であり、そしてそれに対するワクチン調製物を製造するために有用である。
請求項(抜粋):
T細胞免疫応答に関与するウイルス蛋白質の制限領域および該領域に由来する収束コンビナトリーペプチドライブラリに対応する免疫原性ペプチドの製造方法であって、以下を含むことを特徴とする方法: a)潜在的Tエピトープを構成するアミノ酸の配列を、該ウイルスの蛋白質の天然配列から、クラスII MHC分子についての固着モチーフ(anchoring motifs)の、および高密度に該固着モチーフを有する領域の、予測的・非実験的サーチングによって同定すること; b)a)において同定されたエピトープの配列に由来する、収束コンビナトリーペプチドライブラリ(“コンベルトープ(convertopes)”と呼ぶ)を、 - 一方で、クラスII MHC分子へ固着する該エピトープの能力を増大させるために、 - および、他方で、T細胞レセプターによる該エピトープの認識のレパートリー(repertory)を拡大させるために、 選択位置でのアミノ酸の標的化置換によって、該エピトープの各々の非天然縮重(non-natural degeneracy)を誘発させるように、設計すること; c)- 一方で、a)において同定されるペプチドの中から選択される天然配列を有するペプチド、 - および、他方で、b)において同定される対応のコンベルトープ、 を合成すること。
IPC (1件):
C07K14/18
FI (1件):
C07K14/18
Fターム (6件):
4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045CA02 ,  4H045DA86 ,  4H045EA31 ,  4H045FA34

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