特許
J-GLOBAL ID:200903027127271896

スペクトル拡散通信における同期捕捉方法および同期捕捉装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-277070
公開番号(公開出願番号):特開平6-132930
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 伝送特性が急激に変化した場合でも安定した通信を行うことができると共に、同期捕捉を適格に行うことができるスペクトル拡散通信における同期捕捉方法および同期捕捉装置を提供する。【構成】 受信側では、コンパレータ31はピーク検出器21からのピーク値P1としきい値PTHとを比較する。設定器はコンパレータ31の出力がアクティブになった後、次のデータ1周期でピーク検出器21からのピーク位置PT1を所定位置に設定する。ウインドウコンパレータ32は、所定位置を含む所定区間にピーク検出器21からのピーク位置PT1が在るかを検出する。判定器は、コンパレータ31の出力がアクティブとなり、設定器がピーク位置PT1を所定位置に設定した後、データの所定周期に渡って相関信号のピークの観測を継続して行い、コンパレータ31,32の出力のアクティブの状態が所定回数だけ発生したとき、同期捕捉と判定する。
請求項(抜粋):
送信データをPN系列で符号変形して通信するスペクトル拡散通信において、送信側では、送信データの論理「1」、論理「0」に応じて、それぞれ第1のPN系列、該第1のPN系列と位相の異なる第2のPN系列を割当てて伝送路を介して送信を行い、受信側では、上記第1のPN系列と同じPN系列および受信信号の第1の相関値と、上記第2のPN系列と同じPN系列および受信信号の第2の相関値とを求め、該両相関値を比較して、この大小に応じてそれぞれ論理「1」若しくは論理「0」を割当て復調するスペクトル拡散通信に用いられる同期捕捉方法であって、1ビットのデータ1周期での受信信号とPN符号との相関値の観測をデータの所定周期に渡って行い、観測された相関値のピーク値があらかじめ設定されたしきい値より大きく、かつ、相関値のピーク位置がデータ1周期の同じ位置に現れる状態が所定回数だけ発生したとき同期捕捉と判定する同期捕捉方法。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04B 3/54
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-252531
  • 特開平2-039644
  • 特開平2-246547

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