特許
J-GLOBAL ID:200903027131873469

アンチスキッドブレーキ制御システムにおけるモジュレータの故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002860
公開番号(公開出願番号):特開平5-185929
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】入力ポート数をほとんど増加することなく、各モジュレータソレノイド毎の天絡、地絡およびモジュレータソレノイドどうしの短絡の故障を検出可能にする。【構成】モジュレータソレノイドの故障検出装置は、各ドライバ4,5,6のそれぞれの出力側が、各ドライバ毎に抵抗RA15,RB16,RC17を介して一つのI/F14に接続され、更にこのI/F14がCPU10内に配設されたA/Dコンバータ18の入力ポート18aに接続されている。また電源を、もう一つのI/F19を介してA/Dコンバータ18の他の入力ポート18bに接続している。したがって、A/Dコンバータ18によりI/F14,19のアナログ出力電圧値がデジタル値に変換され、CPU10の判断手段20は、I/F14の出力を電圧値でチェックし、モジュレータの正常または故障を判断するようになる。
請求項(抜粋):
電子制御装置からの制御信号に基づいて複数のモジュレータがそれらのモジュレータに対応する車輪のブレーキ圧力を制御することにより、アンチスキッドブレーキ制御を行うアンチスキッドブレーキ制御システムにおいて、入力側が電源に接続された前記複数のモジュレータに対応して配設されたドライバと、それらのドライバの出力側にそれぞれ一端側が接続されるとともに他端側が互いに接続された前記モジュレータと同数の抵抗と、入力側に前記抵抗の他端側が接続された第1のインターフェイスと、前記第1のインターフェイスの出力のアナログ値が第1入力ポートを介して入力されるとともにそのアナログ値をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、前記電子制御装置に設けられ、前記第1のインターフェイスの出力の前記アナログ値が予め定められている設定値の範囲内にあるか否かを演算しその演算結果に基づいて前記モジュレータが正常であるか故障であるかを判断する判断手段とを備えていることを特徴とするアンチスキッドブレーキ制御システムにおけるモジュレータの故障検出装置。

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