特許
J-GLOBAL ID:200903027138438962

スイツチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 惠二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331275
公開番号(公開出願番号):特開平5-146147
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 過熱保護専用のフォトカプラを用いることなくスイッチング素子の過熱保護を行うことができるようにしたスイッチング電源装置を提供する。【構成】 従来のようなフォトカプラを含む過熱保護回路を設ける代わりに、次のような構成の過熱保護回路50を設けた。この過熱保護回路50は、スイッチングトランジスタ4に熱的に結合された正特性サーミスタ34およびそれに直列接続された抵抗32であって二次側の出力電圧V2 を分圧するものと、この正特性サーミスタ34の両端の電圧が所定値以上になった時にオンするツェナダイオード36と、互いに直列接続されたトランジスタ46および抵抗48であって出力電圧検出回路20の分圧抵抗24を構成する抵抗25に並列接続されたものとを備えており、ツェナダイオード36がオンしたときにサイリスタ45を介してトランジスタ46をオンさせ、それによって抵抗48を抵抗25に並列接続するよう構成されている。
請求項(抜粋):
一次巻線および二次巻線を有するトランスと、このトランスの一次巻線に直列接続されたスイッチング素子と、このスイッチング素子のスイッチングを制御する発振制御回路と、二次側の出力電圧を分圧抵抗で分圧したものを基準電圧と比較してその差に応じた信号を出力する出力電圧検出回路とを備え、この出力電圧検出回路からの信号をフォトカプラを介して前記発振制御回路へフィードバックして定電圧制御を行うようにしたスイッチング電源装置において、前記スイッチング素子に熱的に結合された正特性サーミスタおよびそれに直列接続された抵抗であって二次側の出力電圧を分圧するものと、この正特性サーミスタの両端の電圧が所定値以上になったときにオンするツェナダイオードと、互いに直列接続されたスイッチ素子および第3の抵抗であって前記出力電圧検出回路の分圧抵抗を構成する非グラウンド側の抵抗に並列接続されたものとを備え、前記ツェナダイオードがオンしたときにこのスイッチ素子をオンさせるよう構成された過熱保護回路を設けたことを特徴とするスイッチング電源装置。

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