特許
J-GLOBAL ID:200903027147885319

血圧決定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-311535
公開番号(公開出願番号):特開2003-111737
出願日: 2001年10月09日
公開日(公表日): 2003年04月15日
要約:
【要約】【目的】 患者にそれほど痛みを与えることなく、最高血圧値を決定できる血圧決定装置を提供する。【解決手段】 カフ圧Pcを徐速昇圧させる過程で検出されるカフ脈波CWに基づいて平均血圧値BP(MEAN)を決定し、平均血圧値BP(MEAN)を決定した時点で、最低血圧値BP(DIA)よりも低い脈波検出圧力PMまでカフ圧Pcを降圧させ、その脈波検出圧力PMでカフ脈波CWを検出し、そのカフ脈波CWの最低脈波値Imin、面積重心脈波値Ig、最高脈波値Imaxを決定する。そして、最低脈波値Imin、面積重心脈波値Ig、最高脈波値Imaxが、最低血圧値BP(DIA)、平均血圧値BP(MEAN)、最高血圧値BP(SYS)にそれぞれ対応することに基づいて、式1から最高血圧値BP(SYS)を決定する。(式1) (Imax-Imin):(Ig-Imin)={BP(SYS)-BP(DIA)}:{BP(MEAN)-BP(DIA)}
請求項(抜粋):
生体の所定部位に装着されるカフを備え、該カフの圧迫圧力を徐速変化させて該生体の血圧値を決定する形式の血圧決定装置であって、前記カフの圧迫圧力を、前記カフが装着されている部位の最高血圧値よりも低く且つ平均血圧値よりも高い圧力と、該部位の最低血圧値よりも低い圧力との間で徐速変化させるためのカフ圧制御手段と、該カフ圧制御手段により前記カフの圧迫圧力が徐速変化させられる過程で前記生体から検出される心拍同期信号に基づいて、前記生体の最低血圧値および平均血圧値を決定する血圧値決定手段と、前記カフ内の圧力振動であるカフ脈波を検出するカフ脈波検出装置と、前記カフ圧制御手段により前記カフの圧迫圧力が、該カフが装着されている部位の平均血圧値よりも低い圧力に制御されている状態で、前記カフ脈波検出装置により検出されるカフ脈波について、最低脈波値、面積重心脈波値、最高脈波値を決定する脈波値決定手段と、最低脈波値、面積重心脈波値、最高脈波値が、最低血圧値、平均血圧値、最高血圧値にそれぞれ対応することに基づいて、前記血圧値決定手段により決定された最低血圧値、平均血圧値、および前記脈波値決定手段により決定された最低脈波値、面積重心脈波値、最高脈波値から、前記カフが装着されている部位における最高血圧値を決定する最高血圧値決定手段とを含むことを特徴とする血圧決定装置。
IPC (2件):
A61B 5/022 ,  A61B 5/0225
FI (2件):
A61B 5/02 337 E ,  A61B 5/02 336 F
Fターム (9件):
4C017AA08 ,  4C017AC04 ,  4C017BC11 ,  4C017BC23 ,  4C017BD05 ,  4C017DE01 ,  4C017DE05 ,  4C017FF06 ,  4C017FF08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-180728
  • 特公平4-079653

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