特許
J-GLOBAL ID:200903027152515767

ビニール単量体類のリビング・ラジカル重合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524648
公開番号(公開出願番号):特表平9-510499
出願日: 1995年03月03日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】この発明は、一般的に、安定な金属中心ラジカルを使用することによりラジカル重合の成長段階および停止段階の調節を達成するアルケン単量体のリビング・フリーラジカル重合に関する。この方法は単独重合体または共重合体の分子量の調節およびブロック共重合体の形成に有用である。
請求項(抜粋):
(i) 式: L-M-(R)n 但し、Lは、L-Mによる成長重合体ラジカルからの水素原子引抜きを立体的に阻害するに十分な分子の大きさを有する配位子であり; Mは、周期表の23から28番、40から46番、および72から78番の元素類の少なくとも一つから選ばれる遷移金属であり; L-Mは、成長重合体鎖を可逆的にキャップすることにより停止反応(termination)を禁止し、そして重合を開始することができないものであり; Rは、重合を開始する有機部分であり;そして、 nは、0または1である;を有する遷移金属開始剤または開始剤先駆物質を生成する工程; (ii)エチレン性不飽和単量体を開始剤、L-M-Rと、或いはL-MプラスL-Mの外部のフリー・ラジカル開始剤からのR・源と接触させる工程;および (iii) フリー・ラジカル・メカニズムにより前記単量体を重合し、それにより狭い分散度(polydispersity)を維持し、かつ、単量体が重合体に転化するに従い重合体の数平均分子量を実質的に比例的に(linearly)増加させる工程を包含する ことを特徴とするエチレン性不飽和単量体の擬似リビング・フリー-ラジカル重合の方法。
IPC (9件):
C08F 4/72 ,  C08F 4/04 ,  C08F 4/80 ,  C08F 12/08 ,  C08F 20/06 ,  C08F 20/12 ,  C08F 20/44 ,  C08F 20/54 ,  C08F297/00
FI (9件):
C08F 4/72 ,  C08F 4/04 ,  C08F 4/80 ,  C08F 12/08 ,  C08F 20/06 ,  C08F 20/12 ,  C08F 20/44 ,  C08F 20/54 ,  C08F297/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-068608
  • 特開昭62-292806
  • 特開平4-323204
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-068608
  • 特開昭62-292806
  • 特開平4-323204
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