特許
J-GLOBAL ID:200903027152836644

弱塩基性ポリマーを用いる核酸の捕捉および選択的放出方法ならびにその増幅方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236907
公開番号(公開出願番号):特開平8-173194
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【課題】 溶解物を特定の弱塩基性ポリマーと接触させて、酸性pHで核酸と沈殿物を形成させることによって、溶解後に増幅または別の処理に核酸を利用できるようにする。【解決手段】 非沈殿物質を除去した後、pHを塩基性にし、それによってポリマーから核酸を放出させる。この被検体試料調製方法は、単純かつ極めて速やかに実施され、そして放出核酸はさらにハイブリダイゼーションアッセイもしくは増幅方法で処理できる。弱塩基性ポリマーは、水溶性でありかつ酸性pHで陽イオン性であるが、しかし塩基性pHで中性に変化する。
請求項(抜粋):
下記段階A)pH7未満で、核酸を含むと予測される溶解物を、充分な量の水溶性弱塩基性ポリマーと接触させて、前記弱塩基性ポリマーと前記溶解物中に存在するすべての核酸との水不溶性沈殿を形成させること、B)前記水不溶性沈殿を前記溶解物から分離すること、そしてC)前記沈殿を塩基と接触させて、溶液のpHを7より上に上昇させ、それによって前記核酸を前記弱塩基性ポリマーから放出させること、を含み、前記弱塩基性ポリマーが、酸性pHでプロトン化できるアミン基を有する1つ以上のエチレン系不飽和重合性モノマーの付加重合より誘導される反復単位からなる、溶解物から核酸を提供するための方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C07H 21/04 ,  C12N 15/09 ZNA
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平1-502319
  • 特開昭53-072891
  • 特表平1-502319
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