特許
J-GLOBAL ID:200903027161133478

ヘテロジーニアスなシミュレータ間の協調分散コンピューティング方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128111
公開番号(公開出願番号):特開平9-311852
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 物理現象が複雑化し異種シミュレータ間を接合方程式に基づいて連結するために、従来技術の非結合法又は結合法のデメリットを解決し高速且つ安定なシステムを提供する。【解決手段】 数値演算装置3にヘテロジーニアス接合変分方程式数値演算部8と収束判定部9と探索ベクトル設定部10とからなる演算制御部3を設ける。ヘテロジーニアス接合変分方程式数値演算部8からシミュレータAとシミュレータB及びヘテロジーニアス接合方程式6にパラメータ値と変数値を入出力することで、数1のヘテロジーニアス接合変分方程式を形成しグローバルコンシスタントな解を求める。【効果】 あらゆる先端科学技術分野において物理現象が複雑化した場合に、シミュレーションエンジニアは、ヘテロジーニアスな接合方程式を設定するのみで自動的にグローバルコンシスタントな解が得られることから、オペレータの解析と設計を極めて効果的に支援できる。
請求項(抜粋):
入力表示装置と数値演算装置及び出力表示装置を備えたコンピュータを用いて、パラメータと変数で規定されるすくなくとも2種類のシミュレータ及び該パラメータと変数とを関係づけるヘテロジーニアス接合方程式に関する情報を上記入力表示装置から上記数値演算装置に入力設定し、入力設定した情報から上記数値演算装置でグローバルコンシスタントな解を求め、求めた解を上記出力表示装置に表示するヘテロジーニアスなシミュレータ間の協調分散コンピューティング方法であって、上記数値演算装置内にエージェント機能を有する演算制御部を設け、該エージェント機能は以下の処理からなることを特徴とするヘテロジーニアスなシミュレータ間の協調分散コンピューティング方法。(1.1)上記パラメータに対して各シミュレータより得られたローカルコンシスタントな解を取り出す処理、(1.2)上記パラメータと変数とをすくなくとも1個のヘテロジーニアス接合方程式に代入して代入値を取り出す処理、(1.3)取り出した代入値及び上記パラメータと変数に関するヘテロジーニアス接合変分方程式を解くことでパラメータの変化分を求める処理、(1.4)該変化分の収束性を判定する処理、(1.5)収束していなければ、上記パラメータを所定量だけ変化させ上記(1.1)〜(1.4)を繰り返す処理、(1.6)収束していれば、グローバルコンシスタントな解を上記出力表示装置に出力する処理。
IPC (3件):
G06F 17/00 ,  G06F 17/11 ,  G06F 17/50
FI (3件):
G06F 15/20 D ,  G06F 15/32 ,  G06F 15/60 612 G

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