特許
J-GLOBAL ID:200903027163497736

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187187
公開番号(公開出願番号):特開平8-225005
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 トレッド部の接地変形に伴うベルト変形が折返し部端縁周辺ゴムに与える剪断変形を遮断する最高硬度ゴム部分を設けて、長寿命で偏平大型タイヤに生じ勝ちなカーカス折返し部端縁からのセパレーションを阻止し優れたビード部耐久性を発揮する空気入りラジアルタイヤを提供する。【解決手段】 スティフナを2種類以上の異なる硬度のゴムで一体成形し、これらゴムのうち最も高硬度のゴムを、折返し部端縁からカーカス本体部外側表面へ下ろした法線(LV ) より少なくともトレッド部側寄り位置にて最大厚さ部分をもつ変形入力遮断ゴム部材としてカーカス本体部寄りに配置し、最も高硬度のゴムの硬度に比しより低硬度のゴムを折返し部の内側表面に沿って配置して成る。
請求項(抜粋):
一対のビード部内に埋設したビードコア相互間にわたり、該ビード部に連なる一対のサイドウォール部とトレッド部とを補強するラジアルプライのカーカスを備え、該カーカスは上記各部を補強する本体部の他にビードコアの周りを巻上げる折返し部を有し、該折返し部とカーカス本体部との間でビードコアからトレッド部に向けカーカス本体部に沿い先細り状に延びるスティフナを具備する空気入りラジアルタイヤにおいて、上記スティフナは2種類以上の互いに異なる硬度をもつゴム組成物の一体成形になり、これらゴム組成物のうち最も高硬度のゴム組成物を、タイヤ断面にて折返し部端縁からカーカス本体部外側表面へ下ろした法線(LV ) を挟む両側域のうち、少なくともトレッド部側域で法線(LV ) から離れた位置にて最大厚さ部分をもつ変形入力遮断ゴム部材として、カーカス本体部寄りに配置し、最も高硬度のゴム組成物の硬度に比しより低硬度のゴム組成物を上記折返し部の内側表面に沿って配置して成ることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
FI (2件):
B60C 15/06 B ,  B60C 15/06 F

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