特許
J-GLOBAL ID:200903027168060379

蓄圧式噴射装置の噴射率制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 敏忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-071689
公開番号(公開出願番号):特開平9-256925
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 蓄圧式噴射装置に関し、パーテイキュレート及び燃料消費率の対NOX トレードオフが良好な燃焼を広範囲の回転域、負荷域で得られる可変噴射率制御構造を提供する。【解決手段】 燃料圧力を調整可能な高圧フィードポンプ1と、高圧燃料の蓄圧室2と、ノズル11を作動する油圧ピストン4と、蓄圧室側と燃料戻し13側とに切換える三方電磁弁3と、リリーフオリフィス5と逆止弁7とを並列に介装したインジェクタ10を備える。リリーフオリフィスはニードルバルブと、駆動を行なう積層圧電素子とから成り、燃料噴射率の制御は積層圧電素子に印加する電圧を制御するコントロールユニット15により行なう。コントロールユニットは、燃料温度を検出する温度検出手段21と、燃料圧力を検出する圧力検出手段22と、各気筒上死点検出手段32と、クランク角検出手段31と、負荷検出手段33、とからの情報により積層圧電素子に印加する電圧を制御する。
請求項(抜粋):
エンジン回転数、クランク角、負荷、燃焼室内の温度及び圧力の情報により燃料圧力を調整が可能な高圧フィードポンプと、該フィードポンプにより発生した高圧の燃料を高圧のまま蓄えておく蓄圧室と、ノズルを作動する油圧ピストンを設け、その油圧ピストンへ通じる燃料通路を前記蓄圧室側と燃料戻し側とに切換える三方電磁弁を設けて、該三方電磁弁と油圧ピストンとの間の燃料通路にリリーフオリフィスと逆止弁とを並列に介装したインジェクタと、を備えた蓄圧式噴射装置において、該リリーフオリフィスは先端が円錐形状のニードルバルブと、該ニードルバルブの駆動を行なう積層圧電素子とから成り、燃料噴射率の制御は前記積層圧電素子に印加する電圧を制御するコントロールユニットによりニードルバルブを駆動することにより行なうように構成されたことを特徴とする蓄圧式噴射装置の噴射率制御構造。
IPC (3件):
F02M 47/00 ,  F02M 45/00 ,  F02M 51/00
FI (5件):
F02M 47/00 P ,  F02M 47/00 E ,  F02M 45/00 A ,  F02M 45/00 E ,  F02M 51/00 E

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