特許
J-GLOBAL ID:200903027168350156

容量可変型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091106
公開番号(公開出願番号):特開平5-288148
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】容量可変型斜板式圧縮機において吐出容量の制御性の向上等を図るとともに、圧縮機の胴径をより一層縮小化できるようにする。【構成】一対のヒンジ機構K、Kを、回転支持体10に後方側へ突設して設けられた支持アーム18A、18Bと、支持アーム18A、18Bの把持部18a、18bにその上端が前後方向へ回動可能に把持されその下端が斜板側に設けられたガイド孔22a、22aにスライド可能に挿通されたガイドピン21A、21Bとで構成し、かつ把持部18a、18bが斜板14の上死点位置Tを挟んで左右対称となるように設ける。軸方向の投影面内でほぼ長方形をなす把持部18a、18bが駆動軸6の軸心から把持部18a、18bを通って画かれた円弧に倣うよう斜傾せしめる。
請求項(抜粋):
ハウジングにクランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアが区画形成されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピストンが往復動可能に収容され、ハウジングに支持された駆動軸には前記クランク室内に位置する回転支持体が同期回転可能に支持され、該回転支持体との間にヒンジ機構を介しかつ前記駆動軸との間にスリーブを介して斜板が傾斜角変位可能に枢支され、該斜板と前記ピストンとの間には前記斜板の揺動運動を各該ピストンの往復動に変換する連結機構が介装され前記クランク室内の圧力により前記斜板の傾斜角を制御して圧縮容量を変化するように構成した容量可変型斜板式圧縮機において、前記ヒンジ機構は、前記回転支持体に後方側へ突出して設けられた支持アームと、該支持アームの把持部にその上端が前後方向へ回動可能に把持されその下端側が前記斜板側に設けられたガイド孔にスライド可能に挿通されたガイドピンとからなり、かつ前記ヒンジ機構は前記把持部が前記斜板の上死点位置を挟んで左右対称となるよう複設されるとともに、軸方向の投影面内でほぼ長方形をなす前記把持部が駆動軸心から前記把持部を通って画かれた円弧に倣うよう斜傾せしめられていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/00 107 ,  F16J 1/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-207800

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