特許
J-GLOBAL ID:200903027172460454

車両用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091057
公開番号(公開出願番号):特開2004-291943
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】制御を行うための通信システムに故障が発生した場合にも、故障前と同等の制御を行えるようにする。【解決手段】内蔵されたワイパ制御プログラムに基づきワイパ制御を実行するための制御信号を発生させるワイパECU1と、ワイパ制御とは異なる他の制御を実行するための他のECU2と、ワイパECU1からの制御信号が入力され、制御信号に基じた出力を発生させる入出力ECU3と、各ECU1〜3それぞれの間を接続する多重通信線4とを備え、ワイパECU1と入出力ECU3との間において通信システム故障を予測し、多重通信線4を介してワイパECU1に内蔵された制御プログラムを他のECU2に転送して、他のECU2内にインストールする。そして、ワイパECU1に代わって他のECU2がワイパ制御を実行するための制御信号を入出力ECU3に出力し、ワイパ制御を実行する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両に搭載され、内蔵された制御プログラムに基づき第1の制御を実行するための制御信号を発生させる第1制御装置(1)と、 前記車両に搭載され、前記第1の制御とは異なる第2の制御を実行するための第2制御装置(2)と、 前記第1制御装置からの制御信号が入力され、前記制御信号に基づいた出力を発生させる入出力制御装置(3)と、 前記第1制御装置、前記第2制御装置および前記入出力制御装置それぞれの間を接続し、これら各制御装置間での通信を可能とした多重通信線(4)とを備え、 前記第1制御装置と前記第2制御装置は車載機器制御用として既に前記車両に搭載されている汎用制御装置であり、 前記第1制御装置と前記入出力制御装置との間において通信システム故障を予測した場合、前記多重通信線を介して前記第1制御装置に内蔵された制御プログラムを前記第2制御装置に転送し、前記第2制御装置内にインストールすると共に、該インストール後には前記第1制御装置に代わって前記第2制御装置が前記第1の制御を実行するための制御信号を前記入出力制御装置に出力し、この制御信号に基づいて前記入出力制御装置が前記第1の制御を実行するようになっていることを特徴とする車両用制御装置。
IPC (3件):
B60R16/02 ,  B60Q1/04 ,  B60S1/08
FI (4件):
B60R16/02 660B ,  B60R16/02 660U ,  B60S1/08 D ,  B60Q1/04 E
Fターム (4件):
3D025AG79 ,  3K039AA03 ,  3K039MB11 ,  3K039MC08

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