特許
J-GLOBAL ID:200903027172874100

無侵襲の生理的振動定量法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅村 莞爾
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-506879
公開番号(公開出願番号):特表2001-513352
出願日: 1998年08月05日
公開日(公表日): 2001年09月04日
要約:
【要約】【課題】筋骨格組織の振動応答の測定により骨粗鬆症の開始を決定する方法を提供する。【解決手段】骨粗鬆症に起因する骨折のリスクは主として筋肉強度、骨の質量及び姿勢の安定性の3リスク・ファクターによって決定される。これらの3骨折リスク・ファクターは相互に関連しており且つ筋肉機能に依存するため、適切な筋肉の筋腹に設置された軽量加速度計を使用して無侵襲的に生理的振動を定量化することにより決定できる。筋肉振動は収縮中の非融合運動単位の力の変動により発生し、また筋肉繊維の横方向の膨張により表わされる。筋肉振動特性は、姿勢維持又は移動の筋肉活動中に使用される筋肉繊維により供給される力と骨格により経験される動的な機械的環境の内容とを直接的に反映する、広範な周波数範囲(0〜100Hz)にわたる。加えて5Hz以下の振動情報が姿勢の安定性に対応していることが示された。また、筋肉振動スペクトルの特定の周波数成分(25〜50Hz)が人間の骨密度に密接な相関関係を有する急速酸化的繊維の寄与を表すことが現在示された。よって、3主要リスク・ファクターすべてが生理的振動定量を使用した筋骨格振動の単純測定により測定することができる。
請求項(抜粋):
以下のステップを含む、筋骨格組織を評価するための無侵襲的方法:身体上の外部の場所で、筋肉の上になる場所に、振動測定装置を接続する;その場所で筋骨格組織の振動応答を測定する;その振動応答を定量化するため、特定の振動スペクトルへの振動応答の周波数分解を実施し;そして、筋肉強度、姿勢の安定性及び骨密度を評価するためその振動スペクトルを分析する。
IPC (2件):
A61B 10/00 ,  A61B 5/00 101
FI (2件):
A61B 10/00 R ,  A61B 5/00 101 R

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