特許
J-GLOBAL ID:200903027175277472
液滴噴射式記録装置及びそのインク充填方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂上 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-224774
公開番号(公開出願番号):特開2004-066463
出願日: 2002年08月01日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】従来の残留気泡を押し出す目的のインク供給側からの加圧に代わって、残留気泡を充分に除去する装置を提供すること。【解決手段】ノズル開口22を密閉し、インク充填経路を密閉した状態でインク供給側からインク貯留部15内のインクを吸引して発生した負圧によりインク貯留部の空気層体積が膨張する量だけ発生する記録ヘッド18内のインク供給側に向かうインクの流れの効果と、記録ヘッド内の圧力発生部20側に残留した残留気泡が有する浮力の効果とを利用し、さらにインク供給側からインクが吸引された際に記録ヘッド18内部ではインク流れよどみ点が発生しないインク流路構造となっていることにより、記録ヘッド内フィルタ19のノズル側の面で滞留しまう残留気泡を残らずフィルタのインク供給側に誘導する。誘導された残留気泡がインク貯留部15の空気層に移動して消散することにより、記録ヘッドの圧力発生部から残留気泡を除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
インクを貯留するインク貯留部と、該インク貯留部からの前記インクが供給され、チャンバ内に圧力を発生させることによりノズル開口からインク滴を吐出する液滴噴射式記録ヘッドと、前記ノズル開口を介して前記チャンバ内を吸引するノズル側吸引手段と、前記インク貯留部を介して前記液滴噴射式記録ヘッド内に発生する気泡を吸引し、前記インク貯留部内に設けられた空間に前記気泡を消散させるインク供給側吸引手段と、該インク供給側吸引手段により前記気泡を吸引、消散させる際に、前記ノズル開口から前記チャンバ内に気泡が侵入しないようにするための前記ノズル開口を密閉する手段と、を少なくとも具備することを特徴とする液滴噴射式記録装置。
IPC (3件):
B41J2/175
, B41J2/18
, B41J2/185
FI (2件):
B41J3/04 102Z
, B41J3/04 102R
Fターム (8件):
2C056EA15
, 2C056JA03
, 2C056JA13
, 2C056JC13
, 2C056JC20
, 2C056KB04
, 2C056KB08
, 2C056KB25
前のページに戻る