特許
J-GLOBAL ID:200903027182944212

双方向波長多重伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-013116
公開番号(公開出願番号):特開平6-265746
出願日: 1994年01月12日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 1本の光ケーブルで両方向に実質的に同じ波長帯で通信する双方向波長多重伝送装置を提供することを目的とする。【構成】 2つの端局(11a,11b)の間の双方向光通信が波長分割多重により行なわれ、各端局は、光ケーブル(10)に結合し、送信光と受信光を合分波する2ビーム干渉型フィルタ(15)を有する。フィルタ(15)は通信波長帯内にパスバンドと減衰バンドを周期的に有する。各端局で送信光の波長は受信光の波長とほぼ同じであるが、両波長の間には5nm以下のわずかなオフセットがある。送信レーザ(21)の波長は波長基準を兼ねるフィルタのパスバンドに一致するように制御される。好ましくは、2ビーム干渉型フィルタ(15)はマッハツェンダ型非対称インターフェロメータで、1対の方向性結合器(F1,F2)と、両者を結合する光ファイバ(f1,f2)を有し、パスバンド又は減衰バンドの周期の調節が可能である。
請求項(抜粋):
光ケーブルにより結ばれる第1及び第2の端局を有し、次の構成を有する双方向波長多重伝送装置;各端局は送信電気信号を光信号に変換するレーザとを有する送信機光信号を受信し電気信号に変換する受信機と、0相ポートとπ相ポートをふくみ前記レーザと前記受信機に結合する入力ポートと0相ポートとπ相ポートをふくみ一方を前記光ケーブルに結合する出力ポートを有する第1の2ビーム干渉型フィルタとを有し、前記フィルタは通信波長帯内で波長に対し周期的なパスバンドと減衰バンドを有し、各端局は波長制御手段によりレーザの発振波長がフィルタのパスバンドの中心に一致するように制御し、前記波長制御手段は、レーザの出力波長をモニタするモニタ手段と、モニタ手段の出力の強さを基準値と比較する比較器と、比較器の出力に従ってレーザの発振波長がフィルタのパスバンドに一致するように制御する制御手段とを有し、第1端局と第2端局のレーザの波長帯は実質的に同じであり、光ケーブルは、一方の端局の0相出力と他方の端局のπ相出力の間に結合される。
IPC (4件):
G02B 6/28 ,  G02F 1/31 ,  H04J 14/02 ,  H04B 10/24
FI (2件):
H04B 9/00 E ,  H04B 9/00 G

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