特許
J-GLOBAL ID:200903027184369088

溶融ガラスの撹拌方法およびガラス溶融炉

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-265707
公開番号(公開出願番号):特開2003-073129
出願日: 2001年09月03日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】脈理や泡等の不均質欠陥のないガラス製品を得るため、溶融ガラスを高度に均質化することができる溶融ガラスの撹拌方法およびガラス溶融炉を提供する。【解決手段】本発明の溶融ガラス撹拌方法は、耐熱性材料からなる回転軸11と、回転軸11の外周に内周端12a、13aが固着された耐熱性材料からなる2枚の螺旋翼12、13とを備え、螺旋翼12、13の軸方向の長さHが、回転軸を中心とする螺旋翼12、13の半径rの1.2倍以上であり、かつ、螺旋翼12、13のリード角が22°〜58°であるひねり形状を持つガラス用スターラー10を使用し、このスターラーをガラス中に浸漬回転することを特徴とする。また、ガラス溶融炉は、原料投入口および溶融ガラス取出口を備えてガラスを収容するポットと、該ポット周辺の加熱手段と、前記スターラーを備えたポット式のガラス溶融炉、あるいは原料を溶解する溶解室と、該溶解室からスロート部を通じて導入されるガラスの気泡を除く清澄室と、該清澄室から流出するガラスを成形部に供給するフィーダー部とを有し、前記スターラーを備えたガラス溶融炉である。
請求項(抜粋):
耐熱材料からなるスターラーの撹拌翼を溶融ガラス中に浸漬して回転させることにより該溶融ガラスを撹拌する溶融ガラスの撹拌方法において、前記スターラーが、内周端を回転軸の外周に固着して対向配置された2枚の螺旋状の撹拌翼を有し、該撹拌翼の軸方向長さが撹拌翼の半径の1.2倍以上であり、且つ該撹拌翼のリード角が22°〜58°であり、該スターラーが具備する撹拌翼を溶融ガラス中に浸漬し回転させて溶融ガラス中に生じる上昇流または下降流により該溶融ガラスを撹拌することを特徴とする溶融ガラスの撹拌方法。
IPC (2件):
C03B 5/187 ,  F27D 23/04
FI (2件):
C03B 5/187 ,  F27D 23/04
Fターム (3件):
4K056AA05 ,  4K056CA10 ,  4K056EA12

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