特許
J-GLOBAL ID:200903027188889914

ポリアニリン誘導体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027121
公開番号(公開出願番号):特開平6-220193
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 有機溶剤に可溶またはゲル化可能で、可撓性のある自立性のフィルムを形成することが可能なポリアニリン誘導体及びその製造方法を提供する。【構成】 ポリアニリン誘導体は、式(I)【化1】(m,n=0以上の整数、m/(n+m) =0 〜1 、m+n=10〜5000)の構造単位よりなる数平均分子量2000〜500000のポリアニリンを主鎖とし、式(II)の架橋構造を有し、その架橋構造に関与する窒素原子の数が、主鎖のポリアニリンの窒素原子の0.01〜50%である。【化2】(式中、RP=平均分子量100 〜100000のポリエステルポリウレタン鎖、A1 およびA2 =連結基)
請求項(抜粋):
下記式(I)【化1】(式中、mおよびnは0以上の整数を意味し、m/(n+m)=0〜1、m+n=10〜5000である。)で示される構造単位よりなる数平均分子量2000〜500000のポリアニリンを主鎖とし、該主鎖が下記式(II)【化2】[式中、RPは下記式(III )で示される平均分子量100〜100000のポリエステルポリウレタン鎖を表わし、【化3】(式中、RP1 は、炭素数3〜120の二価の非芳香族ポリエステル構造を有する基を表わし、RP2 は、炭素数1〜30の2価の炭化水素基またはそのハロゲンまたはアルコキシカルボニル置換体を表わし、kは1〜500の整数を表わす。)A1 は下記式(1)〜(11)から選択された連結基を表わし、【化4】(式中、Rは直接結合、炭素数1〜30の2価の炭化水素基、またはそのハロゲンまたは-COOM置換体(ただし、Mは水素原子、Li、Na、K、Cs、RbまたはNH4 を表わす。)を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは酸素原子、硫黄原子またはNHを表わし、Bは炭素数1〜30の炭化水素基または炭素数1〜30のアルコキシ基を表わし、RP2 は上記したと同意義を有し、pは0〜2の整数を意味する。)、A2 は下記式(1′)〜(11′)から選択された連結基を表わし、【化5】(式中、R、X、Y、B、RP2 およびpは、上記したと同意義を有する。)よりなる群から選択された基を表わす。]で示される架橋構造を形成してなり、該架橋構造に関与する窒素原子の数が、主鎖のポリアニリンの窒素原子の0.01〜50%であることを特徴とするポリアニリン誘導体。
IPC (3件):
C08G 73/00 NTB ,  C08J 3/24 CEZ ,  C08L 79:00

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