特許
J-GLOBAL ID:200903027189009969

連鋳と熱延工程との同期化操業におけるスラブ品質判定処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080429
公開番号(公開出願番号):特開平7-284829
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 連鋳と熱延工程との同期化操業におけるスラブ品質判定処理方法を提供する。【構成】 スラブの連鋳での鋳込みの異常の有無の判定を行い、スラブの寸法・重量測定値の判定処理を行い、さらに、スラブが加熱炉前に到達した時点で、溶鋼の成分分析値が判明したかどうかを判断し、判明していれば溶鋼成分分析の判定処理を行い、その分析値によって作成された圧延命令に基づいて圧延を実行し、もし、未判明のものがあった場合はスラブ加熱終了まで待ってみて、圧延に間に合わない場合は後述する分析値未判明スラブの対応処理法により作成された圧延命令に基づいて圧延を実行して、スラブ品質の判定処理を行うことにより、連鋳と熱延工程との高度な同期化操業を可能とする。
請求項(抜粋):
連鋳で鋳込まれたスラブを熱間状態で搬送して直接加熱炉で加熱した後、圧延命令に基づいて、熱延ラインで所定寸法のストリップに圧延する際のスラブの品質を判定処理する方法において、スラブが充当されるオーダ特性を評点化して命令値とし、一方品質に悪影響を与える特定のプロセス条件で鋳込まれたスラブの品質評点をプロセス条件に応じて減点して実績値とし、該実績値と前記命令値との大小を比較して合否を決定して鋳込みの異常の有無の判定を行う工程と、スラブの寸法・形状・重量を測定して、それらの測定値の命令値に対する過不足の有無を判定処理する工程と、連鋳サイドで分析された複数の化学成分のうち、特定の単体成分が分析目標値の範囲を外れた場合は当該成分が影響を与える鋼の機能を複数成分の評価関数を用いて合否判定の処理を行う工程と、前記化学成分の分析値の結果がスラブが前記加熱炉に装入される時点までに判明しない場合は、前記分析目標値に基づいて前記圧延命令値を修正してスラブを圧延し、前記分析値が判明した時点で該修正圧延命令値を判定して充当先を決定する工程と、からなることを特徴とする連鋳と熱延工程との同期化操業におけるスラブ品質判定処理方法。
IPC (4件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBM ,  B22D 11/12 ,  G01N 33/20
FI (2件):
B21B 37/00 Z ,  B21B 37/00 BBM

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