特許
J-GLOBAL ID:200903027190548466

背景雑音消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154179
公開番号(公開出願番号):特開平10-003299
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 狭帯域雑音を含まれていても、出力信号における音感、音質を従来より高めることができる。【解決手段】 狭帯域雑音を検出して雑音消去特性を切り替える構成を設けている。また、入力された音響信号に存在する音声信号が有声音か無声音かによって、雑音消去特性が異なる出力信号を選択すると共に、有声音を有する音響信号に対する減衰特性の谷間の深さを規制する窓関数を入力音響信号の内容によって適応的に変化させるようにした。
請求項(抜粋):
時間軸上の入力音響信号を周波数軸上の信号に変換する時間軸/周波数軸変換手段と、入力音響信号が背景雑音だけか、入力音響信号が音声信号を含むか、音声信号を含む場合に有声音か無声音かを判別する信号種別判定手段と、上記時間軸/周波数軸変換手段で変換された周波数軸上の音響信号に基づいて、入力音響信号に追従しながら背景雑音を推定した狭帯域雑音検出用の推定雑音信号を形成する狭帯域雑音検出用背景雑音推定出力手段と、上記時間軸/周波数軸変換手段で変換された周波数軸上の音響信号から、狭帯域雑音検出用の推定雑音信号を、少なくとも上記信号種別判定手段による判定結果が音声ありのときに減じる狭帯域雑音検出用雑音消去演算手段と、この狭帯域雑音検出用雑音消去演算手段による雑音処理前後の信号間におけるレベル関係に基づいて、入力音響信号に狭帯域雑音の有無、又は、狭帯域雑音の周波数領域を検出する狭帯域雑音判定手段とを有し、この狭帯域雑音判定手段の判定結果に応じて、当該装置からの出力信号における雑音消去特性を変化させることを特徴とした背景雑音消去装置。
IPC (5件):
G10L 9/00 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 17/02 631 ,  H04B 15/00 ,  H04B 17/00
FI (7件):
G10L 9/00 F ,  G10L 9/00 C ,  G10L 9/00 D ,  H03H 17/02 601 N ,  H03H 17/02 631 ,  H04B 15/00 ,  H04B 17/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-230798

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