特許
J-GLOBAL ID:200903027198440060

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184872
公開番号(公開出願番号):特開2000-016243
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単でかつ許容されるスプールの回転量(ウエビングの引出し量)を多く確保して効率の良いエネルギー吸収を図ることができるウエビング巻取装置を得る。【構成】 ウエビング巻取装置10では、スプール22(ホルダ30)は内側トーションバー32及び外側トーションバー34を介してセンサシャフト28に連結されている。車両急減速時にセンサシャフト28の回転が阻止されると、先ず内側トーションバー32及び外側トーションバー34が共に捩じられて第1次のエネルギー吸収が果たされ、次いで、外側トーションバー34が破断した後に内側トーションバー32のみが捩じられて第2次のエネルギー吸収が果たされる。これにより、許容されるスプール22の回転量(ウエビング24の引出し量)を多く確保して効率の良いエネルギー吸収を図ることができる。
請求項(抜粋):
ウエビングが引出し巻取りされる筒状のスプールと、前記スプール内にスプールと同軸状でかつ相対回転可能に設けられるセンサシャフトと、前記センサシャフトに係合してそのウエビング引出方向回転を阻止するロック手段と、前記スプール内に前記スプールと同軸状に設けられ、一端が前記スプールに連結されると共に他端が前記センサシャフトに連結され、通常は前記スプールと前記センサシャフトとを一体に回転させ、前記ロック手段による前記センサシャフトのウエビング引出方向回転阻止状態ではウエビング引張力により捩じれながら前記スプールを前記センサシャフトに対してウエビング引出方向へ相対回転させる内側トーションバーと、パイプ状に形成され前記内側トーションバーの外周に前記内側トーションバーと同軸状に設けられ、一端が前記スプールに連結されると共に他端が前記センサシャフトに連結され、通常は前記内側トーションバーと共働して前記スプールと前記センサシャフトとを一体に回転させ、前記ロック手段による前記センサシャフトのウエビング引出方向回転阻止状態ではウエビング引張力により前記内側トーションバーと共に捩じれながら前記スプールを前記センサシャフトに対してウエビング引出方向へ相対回転させ、所定値を越えるウエビング引張力によって前記内側トーションバーよりも先に破断する外側トーションバーと、を備えたことを特徴とするウエビング巻取装置。
Fターム (1件):
3D018DA07

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