特許
J-GLOBAL ID:200903027199044037

固体高分子型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-077014
公開番号(公開出願番号):特開平9-265993
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】固体高分子型燃料電池において、発電効率を有効にすることができ、しかもコスト的にも有利な燃料電池の電極構造を提供する。【解決手段】触媒層43については、重量比20パーセントの白金を担持したカーボンブラックを160mg、重量比55%のPTFE分散溶液(TEFLON FEP120-J)を158mgとを調製した。調製した2種類の触媒層用の分散溶液の内、先ず第2触媒層用の分散溶液をスプレーを用いて上記の拡散層を形成した半製品の拡散層の面上に吹きつけて、触媒層43を形成した。上記拡散層形成の場合と同様に、窒素雰囲気の電気炉中でPTFEのガラス転移温度付近(約300〜350°C)でPTFEの焼結処理を約1時間かけて行った。触媒層43が表面に形成された拡散層-カーボンクロス接合体に白金担持カーボンブラック複合材料を原料とするスパッタリングを施すことによってスパッタ薄膜を形成した。最終的にスパッタ薄膜中のスパッタ白金量は、0.05mg/cm2 であった。なおスパッタ薄膜中のカーボンブラック量は白金と原子数比でほぼ同量であった。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜の一方の側にアノード側触媒電極を設け、他方の側にカソード側触媒電極を設けた固体高分子型燃料電池において、前記カソード側触媒電極における酸素還元反応触媒層の固体高分子電解質膜界面側に触媒物質を含有する物質移動可能な薄膜状態の触媒層を設けたことを特徴とする固体高分子型燃料電池。
IPC (4件):
H01M 4/86 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (5件):
H01M 4/86 M ,  H01M 4/88 K ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/02 Z ,  H01M 8/10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 燃料電池及びその応用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-050365   出願人:株式会社日立製作所
  • 燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-279958   出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-162362
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審査官引用 (4件)
  • 燃料電池及びその応用装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-050365   出願人:株式会社日立製作所
  • 燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-279958   出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-162362
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