特許
J-GLOBAL ID:200903027199399099

被測定物の弾性定数及び減衰比の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-167011
公開番号(公開出願番号):特開平10-010027
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 被測定物の弾性定数の測定方法に関するもので、予め定形の試験片を作成することが材料本来の特性を失う時、あるいは定形の試験片を作成することが困難な材料の弾性定数の測定に有効なものである。【解決手段】 被測定物1を押圧具4により一定の静荷重Fで部分的に一方向に押し、その際の前記被測定物1の変形に伴う前記押圧具4の移動停止距離Xoを測定し、前記被測定物1および押圧具4の形状、押圧具4の弾性定数、前記静荷重の値Fなど所定の値を入力して作成された解析モデルに、暫定的な被測定物の弾性定数を順次変化せしめて入力し、有限要素法による構造解析プログラムでの前記解析モデルにおける押圧具の移動停止距離を算出し、その算出された停止距離と前記の測定された移動停止距離Xo とが近似した際の、前記暫定的な被測定物の弾性定数を前記被測定物の弾性係数とする。
請求項(抜粋):
被測定物を押圧具により一定の静荷重で部分的に一方向に押し、その際の前記被測定物の変形に伴う前記押圧具の移動距離を移動が停止するまで経過時間毎に順次測定し、前記被測定物および押圧具の形状、被測定物と押圧具の接触位置、押圧具の弾性定数、前記静荷重の値など所定の値を入力して作成された第1の解析モデルに、暫定的な被測定物の弾性定数を入力し、有限要素法による構造解析プログラムでの前記第1の解析モデルにおける押圧具の移動停止距離を算出し、その算出された移動停止距離と前記の測定された移動停止距離とが近似するまで、前記の暫定的な弾性定数を変化せしめ、近似した際の暫定的な弾性定数を前記被測定物の弾性定数とすることを特徴とする被測定物の弾性定数の測定方法。

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