特許
J-GLOBAL ID:200903027200614284

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-288109
公開番号(公開出願番号):特開2000-188568
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】 時分割伝送方式における受信装置において、簡単な信号処理で、しかも合成ウエイトの収束速度が高速な、適応アレーダイバーシティ受信を行うことを目的とする。【解決手段】 各アンテナ(ブランチ)1で受信された信号は受信回路2によりベースバンド信号へ変換され、複素乗算部100および複素加算部15により合成される。複素乗算部100のウエイトはウエイト計算部30で計算される。ウエイト計算部30のウエイト更新アルゴリズムにおいて、LMSにおけるステップサイズを可変とする。すなわち初期値を大きい値に設定し、各タイムスロットの中で時間の経過に応じて減少させ、タイムスロットが変わる度に初期化する。これにより、通常のLMSと同程度の演算量でウエイト更新の収束速度を高速化させることができる。
請求項(抜粋):
データをタイムスロットと呼ばれるブロックに時間的に分割して伝送される時分割伝送方式における受信装置であって、複数のアンテナ毎に個別に設けられ、それぞれのアンテナで受信された信号を検波し、ベースバンド信号を出力する検波手段と、前記ベースバンド信号に複素数のウエイトを乗じて加算合成する合成手段と、前記合成手段により加算合成された合成ベースバンド信号から送信シンボルを判定する判定手段と、送られてくるはずの既知シンボルを参照信号として発生させる参照信号発生手段と、前記合成ベースバンド信号と前記参照信号との誤差信号を出力する誤差検出手段と、前記誤差信号と前記ベースバンド信号から各アンテナに対応するウエイトを算出し、このウエイトを逐次的に更新するウエイト計算手段とを有し、前記ウエイト計算手段に於ける各ウエイトの更新量を、前記誤差信号、ステップサイズ関数、および各ベースバンド信号の積とし、前記ステップサイズ関数を各タイムスロットの中で時間の経過に応じて小さくなる関数とし、タイムスロットが変わる度に初期化することを特徴とする受信装置。
IPC (6件):
H04B 7/08 ,  H01Q 3/26 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/10 ,  H04B 7/26 ,  H04L 1/06
FI (6件):
H04B 7/08 D ,  H01Q 3/26 Z ,  H04B 1/10 W ,  H04B 7/10 A ,  H04L 1/06 ,  H04B 7/26 K

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