特許
J-GLOBAL ID:200903027204366161

プッシュプル予測制御

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999002369
公開番号(公開出願番号):WO1999-057617
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 1999年11月11日
要約:
【要約】応答関数を用いて制御する方法において、冷却と加熱のように逆方向に作用する操作手段の対(操作対:設定値は非負)と、操作対の全閉手段(全閉対:設定値は開と閉)の対とを用い、制御対の双方ともに閉にし、全閉対を双方とも開にしたときの制御値を予測する。目標値との予測値と乖離と同符号の静的特性を持つ操作対を選ぶ。選択された操作手段での操作値を求める。求めた操作値が負であれば、その操作手段の操作値を0とし、他の制御手段がまだ選択されていなければそれを選択して、やりなおす。両方の制御手段で制御値が負になった場合は両方の制御値を0にする。制御値が非負になれば、その値を保存し、相手の全閉手段を閉伊にした場合の制御値を求める。その制御値が非負になれば、その値を用い、負になれば相手の全閉手段を開にし、保存しておいた操作値を用いる。利用できない全閉手段がある場合はその手段は開のままにする。操作対の少なくとも一方の操作値を0にでき省エネルギーになる。
請求項(抜粋):
逆方向に作用する一対の操作手段(操作対)を持つ制御系に対し、過去及び現在の制御値、使用可能な外乱値、過去の操作値及び今後の操作値によって未来の制御値を予測し、今後の操作値を、未来の数時点で制御値を目標値に一致させる値として算出する制御方法において、操作値の設定範囲を非負値に採るとき、操作対それぞれにたいしての応答関数を求め、操作対双方の操作値を閉状態に保ったと仮定したときの制御値を予測し、目標値とその予測値との差と同符号の静的特性を持つ手段のみの操作を仮定して操作値を求め、その直近の操作値が非負値であれば、その値を操作値として決定し、負値であれば、対の相手のみの操作と仮定して操作値を求め、その直近の操作値が非負値であれば、その値を操作値として決定し、負値であれば、対の双方共に閉とすることを特徴とする制御方法。
IPC (2件):
G05B 13/04 ,  G05B 13/02
FI (2件):
G05B 13/04 ,  G05B 13/02 B

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