特許
J-GLOBAL ID:200903027217571856

3次巻線による多出力コンバータの並列運転回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341607
公開番号(公開出願番号):特開平5-176534
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 3次巻線を使用した多出力直流電源回路(コンバータ)に関し、出力安定制御を2次巻線で行っている場合に3次巻線出力の電位を安定させることを目的とする。【構成】 2次巻線と3次巻線からなる変圧器2を有する3次巻線を使用した多出力直流電源回路において、該3次巻線と2次巻線との出力側に3次巻線電圧補正回路9を設け、該3次巻線電圧補正回路9は、電圧監視回路11により3次巻線電圧分圧抵抗12の分圧点を監視し、一方の監視出力を3次巻線の-側出力端子に、他方の監視出力を抵抗13を経由してホトカプラ10のダイオード部のカソード側に接続し、ホトカプラ10のダイオード部のアノード側を2次巻線の+側出力端子に接続し、ホトカプラ10のトランジスタ部のエミッタ側を2次巻線出力と3次巻線出力との共通出力端子(地気)に接続し、ホトカプラ10のトランジスタ部のコレクタ側を抵抗を介して2次巻線の分圧抵抗5の分圧点に接続するように構成する。
請求項(抜粋):
2次巻線と3次巻線からなる変圧器2を有する3次巻線を使用した多出力直流電源回路(コンバータ)において、該3次巻線と2次巻線との出力側に3次巻線電圧補正回路(9)を設け、該3次巻線電圧補正回路(9)は、電圧監視回路(11)により3次巻線電圧分圧抵抗(12)の分圧点を監視し、一方の監視出力を3次巻線の-側出力端子に、他方の監視出力を抵抗(13)を経由してホトカプラ(10)のダイオード部のカソード側に接続し、ホトカプラ(10)のダイオード部のアノード側を2次巻線の+側出力端子に接続し、ホトカプラ(10)のトランジスタ部のエミッタ側を2次巻線出力と3次巻線出力との共通出力端子(地気)に接続し、ホトカプラ(10)のトランジスタ部のコレクタ側を分圧調整用抵抗(14)を介し2次巻線の分圧抵抗(5)の分圧点に接続し,該電圧監視回路(11) により3次巻線電圧分圧抵抗 (12) の分圧点の電圧を監視し、上限下限電圧監視回路(8)で低電圧検出を行う前に、該電圧監視回路(11) を動作させることを特徴とする3次巻線による多出力コンバータの並列運転回路。

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