特許
J-GLOBAL ID:200903027219302160

2段膜分離システムを用いたSNGの製造方法および製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-292363
公開番号(公開出願番号):特開2000-119669
出願日: 1998年10月14日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 2段膜分離システムを用いたSNGの製造方法において、総発熱量が11,000Kcal/Nm3の13A規格のSNGを継続的に安定して製造できるようにする。【解決手段】 第1段膜分離装置9において、改質ガスをメタンの含有割合が高められた第1段メタンリッチガスと、炭酸ガスの含有割合が高められた第1段炭酸ガスリッチガスとに分離する。第1段メタンリッチガスを増熱器12に送り、そこで熱量調整して目的とするSNGを製造する。通常状態では、第1段炭酸ガスリッチガスを主供給ライン9cを通じて第2段膜分離装置10に送り、そこで第2段メタンリッチガスと第2段炭酸ガスリッチガスとに再度分離する。第2段膜分離装置10が使用不能の場合は、第1段炭酸ガスリッチガスを第2段膜分離装置10へは流さずに、副供給ライン9dを通じて排出路10bへ直接流れるように設定する。
請求項(抜粋):
改質ガス等を第1段膜分離装置に送り、非透過ガスとしてメタンリッチガスを得て、LPG増熱装置により増熱して総発熱量が11,000Kcal/Nm3の13A規格のSNGとする一方、第1段膜分離装置の透過ガスを第2段膜分離装置に送り、第2段膜分離装置の非透過ガスを還流させて改質ガス等と混合させ、この混合ガスを第1段膜分離装置に送り、第2段膜分離装置の透過ガスとして炭酸ガスリッチガスを得る還流式2段膜分離システムを用いてSNGを製造する方法において、第2段膜分離装置が使用できない場合には、第1段膜分離装置の透過ガスを第2段膜分離装置へ送っていたのを切り替えて副供給ラインへ流す一方、第1段膜分離装置の非透過ガスをLPG増熱することを特徴とする総発熱量が11,000Kcal/Nm3の13A規格のSNGの製造方法。
IPC (3件):
C10L 3/10 ,  C07C 7/144 ,  C10K 3/00
FI (3件):
C10L 3/00 B ,  C07C 7/144 ,  C10K 3/00
Fターム (19件):
4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AB44 ,  4H006AD19 ,  4H006BD21 ,  4H006BD34 ,  4H006BD53 ,  4H006BD60 ,  4H006BD82 ,  4H006BD84 ,  4H060AA01 ,  4H060AA02 ,  4H060BB32 ,  4H060BB33 ,  4H060BB34 ,  4H060CC13 ,  4H060CC14 ,  4H060DD02 ,  4H060EE04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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