特許
J-GLOBAL ID:200903027221641737

連続空隙を有するセメント硬化体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023873
公開番号(公開出願番号):特開平9-221371
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 質量が大きく、水中または水際において流水や波に対してその位置が安定化され、かつ植物、微生物、小動物等の棲息に適し、特に藻類の育成場を構成するのに適した多孔質のセメント硬化体を提供する。【解決手段】 連続空隙を有するセメント硬化体は、比重の大きい鉄系材料と、遊離石灰の溶出を防止する添加材料と、繊維質素材とを用いて形成され、これにより、質量が大きくなって水中や水際での安定性が得られ、かつ強度を含む耐久性が確保され、さらに通気・透水性が確保されて多様性生物の棲息場(特に藻場)を早期につくることができる。
請求項(抜粋):
骨材同士が、セメントを含む接合材料で結合されてなる、内部に連続空隙を有するセメント硬化体であって、上記骨材の少なくとも一部が、鉄元素を重量部で10%以上含有する鉄系骨材であり、上記骨材間の空隙の一部に、セメントペーストまたはセメントモルタルの固化物が充填され、該固化物によって上記骨材同士が結合されていることを特徴とする連続空隙を有するセメント硬化体。
IPC (4件):
C04B 38/00 301 ,  C04B 14/36 ,  C04B 28/02 ,  E02B 3/14
FI (4件):
C04B 38/00 301 A ,  C04B 14/36 ,  C04B 28/02 ,  E02B 3/14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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